名古屋駅前で7月20日、510人が参加した「名古屋駅地区打ち水大作戦2018」が行われた。
今回で10回目で主催は名古屋駅地区街づくり協議会。会員企業をはじめ、商業施設、専門学校の学生、市民団体、行政関係者らのほか、スペシャルゲストとして名古屋おもてなし武将隊の徳川家康さんが集まった。
屋外広場「タワーズガーデン」で行ったオープニングセレモニーは太鼓の演奏で幕開け。ビル群の中に鳴り響いた音色に通行人や外国人旅行者なども足を止め演奏を楽しんでいた。
猛暑日が続いている名古屋。同協議会副会長の髙﨑裕樹さんは「打ち水日和。打ち水という江戸時代からの知恵を使って、都市部のヒートアイランド現象を環境にやさしく抑えましょう。楽しみながら暑さをふっとばそう」と意気込みを見せた。打ち水はタワーズガーデンのほか、KITTE名古屋前、JPタワー前、名鉄百貨店前、大名古屋ビルヂング前、名古屋ビルディング前、ミッドランドスクエア前で行われた。
同日から22日までの3日間は、期間限定で商業施設前の屋外スペースに飲食スポットを設置する「ポケット・オアシス」を実施。打ち水後に浴衣姿で料理やビールなどを楽しむ姿が見られた。