着物姿で顔と両腕を使い逆立ちをして「金のしゃちほこ」を表現する名古屋の名物芸に一般女性が挑戦するプロジェクト「しゃちほこチャレンジ」が現在、参加者を募集している。
10月27日に開幕する、まちなかを舞台に名古屋の伝統芸能や文化などをテーマにしたイベントを行う「やっとかめ文化祭」の一環。期間中は、日本舞踊やお座敷遊び、茶文化、和菓子など名古屋で生まれたさまざまな文化を体験できる。主催は名古屋市やNPO法人などで構成する実行委員会。
毎年の恒例企画になった「しゃちほこプロジェクト」。歌に合わせた踊りの最後の節に「金のしゃちほこ」を表現する「金のしゃちほこ踊り」は、名妓(めいぎ)連組合で習得が必須とされている。参加者は、日本舞踊西川流四世家元の西川千雅さん指導の下、日本舞踊の稽古を通じ日本らしい所作や振る舞いを学びつつ、「金のしゃちほこ踊り」を2日間の日程で練習する。
同祭初日に名古屋城の特設ステージで開くオープニングイベントで「金のしゃちほこ踊り」披露する予定。
参加費は4,000円(着物のレンタル・着付け代含む)。申し込みはホームページで受け付ける(先着順)。今月21日まで。応募多数の場合は締め切り前に募集を終了する場合がある。