名駅南の映画館「109シネマズ名古屋」(名古屋市中村区平池4)に11月23日、新型の上映システム「IMAXレーザー」が導入された。
「IMAXレーザー」は、IMAX社と東急レクリエーションが展開する「IMAXデジタルシアター」の最新システム。4Kレーザー投影システムを採用することで、より鮮やかで明るく、コントラストが深い超高解像度の映像を大スクリーンに映し出すことができる。音響面では、これまでの水準を超えるダイナミックレンジと高密度サウンドを実現する最新の12chサウンドシステムを採用。小さな音から大きく響く音まで、パワフルで臨場感のあるサウンドを観客に体感させる。2015年に日本で初めて大阪エキスポシティーに導入。名古屋と川崎(109シネマズ川崎)が全国で2番目の導入となる。
22日には「IMAXレーザー誕生記念試写会」を開催。オープニング作品「ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生」をIMAX3D字幕版で上映した。来館者は新システムによる映画鑑賞を楽しんだ。
担当スタッフは「臨場感があると評価されていたIMAXから、さらに映像の細部まで驚くほどシャープになった。色のコントラストもこれまでにない深みが実現している。名古屋はIMAXシアターの動員が全国でも上位なので、さらに多くの方が足を運んでくれるようになることを期待している」と話す。
同館では現在、「ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生」をIMAXレーザーで上映中。11月30日からは「ボヘミアン・ラプソディー」を同システムで上映する。