名古屋ダイヤモンドドルフィンズが4月21日、照葉積水ハウスアリーナでライジングゼファー福岡とレギュラーシーズン最終戦を戦った。
西地区2位でチャンピオンシップに出場する名古屋ダイヤモンドドルフィンズ
20日に77-73と4点差で逃げ切り、Bリーグの「CHAMPIONSHIP 2018-19」への出場を決めたドルフィンズ。この日は、出だしからオフェンスのリズムが悪く、追い掛ける展開が続いた。我慢して粘り強くプレーを続けたドルフィンズは、第4クオーターに追いつき、72-72の同点で延長戦に突入。最後は安藤周人選手がフリースローを決めて84-83の1点差で勝利をつかみ取った。
ドルフィンズは西地区2位でレギュラーシーズンを終了。梶山信吾ヘッドコーチは「今日は福岡の気持ちの入ったプレーが素晴らしく、相当にタフな試合になった。ほぼ劣勢だった展開で最後に勝ち切れたのは選手たちが我慢して集中力を維持し、(けがで欠場した)笹山の分までチームで戦った結果。2位でチャンピオンシップに進出できることをうれしく思う。60試合という長いレギュラーシーズンだったが、ドルファミの皆さん、選手、コーチ、スタッフ、支えてくれた全ての人に感謝したい。あともう少し、後押しよろしくお願いいたします」と呼び掛けた。
中東泰斗選手は「福岡にとっても負けられない試合だったので、必死に向かってきたのを感じた。相手のゾーンを崩せず苦しい展開になったが、最後は『走る』という自分たちのバスケットができたことが逆転につながった。この調子でチャンピオンシップでは、琉球を相手に走って勝ちたい」と話した。
西地区1位の琉球ゴールデンキングスとのチャンピオンシップ準々決勝は4月27日~29日、沖縄市体育館で行われる。