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名古屋タカシマヤで新作おせち発表 生誕40周年のガンダムとコラボおせちも

2020年の新作おせち発表会の様子

2020年の新作おせち発表会の様子

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 ジェイアール名古屋タカシマヤは9月6日、2020年の新作おせちを発表した。取り扱う商品は約440種類。売り上げは年々増加傾向にあると言う。昨年の平均単価は約2万円。

生誕40周年のアニメ「機動戦士ガンダム」とコラボしたおせち

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 今年は、生誕40周年のアニメ「機動戦士ガンダム」と同店がコラボしたおせち「高島屋 家族三世代おせち」(三段重、2万9,160円、高島屋限定)が新登場。一の重に和食の伝統的な料理、二の重は洋風・中華料理、三の重は子ども向けに作った同アニメに登場するキャラクターを表現した料理で、「ガンダム」の焼き印を施したかまぼこ、赤い彗星の「シャア」をイメージした「鶏のトマトソース煮」、「ドム」をイメージした「ポークシチューの紫芋ソース添え」、「ハロ」をデザインしたクッキーをのせたティラミスいちごソースがけなどを、同商品のために作ったキャラクターをデザインしたふたの重箱に詰め合わせる。モビルスーツなどのシルエットをデザインした風呂敷が付く。

 一番人気の「ジェイアール名古屋タカシマヤ オリジナル」(和・洋・中 三段重、3万2,400円)は、愛知・岐阜・三重の食材を使った7種類の料理、「名古屋コーチンのガランティーヌ」「飛騨牛のしぐれ煮」「たこの伊勢志摩海苔(のり)和(あ)え」「松阪ポーク・ボスカイオーラソース」などを含む、全69品を詰め込んだ。「今年の注目商品」(同店広報担当者)の一つで初登場の「万葉おせち 和一段」(一段重、1万800円)は、「令和初の正月」にちなんで万葉集の和歌をヒントに作成した料理を詰め合わせるほか、あわび煮には金箔(きんぱく)で「令和」の文字を表現する。

 年々人気が高まっているという「折衷おせち」の新作として、割烹料理店「智映」、フレンチ「morceau(モルソー)」、中国料理店「美虎」の3人の女性シェフがコラボした「女性シェフ三人の和・洋・中おせち」(三段重、2万9,160円)も登場。「昨年より2品増え、今年はコラボおせちを9品用意。普段なかなか食べられない有名店・有名シェフコラボの折衷おせちを強化する」と言う。そのほか、関東風・関西風の味比べができる「高島屋 東西味比べおせち 和」(二段重、1万7,280円)、同じ素材を和食と洋食で食べ比べできる「高島屋 和洋味くらべおせち 和・洋」(二段重、1万7,280円)なども。

 同店バイヤーの高橋尚徳さんは「女性の社会進出とともに、おせちは『作るもの』から『買うもの』へと変化し、年々売り上げも増加傾向にある。今年は増税があるため、外食を控え自宅でおせちを楽しみたいという需要が高まることも期待する。おせち業界への追い風だと捉え、昨年を上回ることを目標に掲げる」と意気込む。

 予約期間は9月25日~12月24日で、同店10階の予約カウンターで受け付ける。タカシマヤのカード会員限定でオンライン受注(約400種類が対象)も行う。

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