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NGUラブリッジ名古屋が入替戦第1戦 奮闘も悔しい逆転負け

11月9日に行われた試合の「NGUラブリッジ名古屋」スターティング メンバー

11月9日に行われた試合の「NGUラブリッジ名古屋」スターティング メンバー

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 女子サッカーの「プレナスなでしこリーグ」2部昇格を目指す「NGUラブリッジ名古屋」(以下、名古屋)が11月9日、「パロマ瑞穂スポーツパーク」(名古屋市瑞穂区)北陸上競技場で「2019プレナスなでしこリーグ2部・チャレンジリーグ入替戦」の第1戦を行い、2部9位の「バニーズ京都SC(以下、バニーズ)」に1対2で逆転負けを喫した。

先制点をあげて喜んでいる「NGUラブリッジ名古屋」メンバー

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 名古屋は試合開始早々いきなりピンチに直面。前半2分、DFの裏に抜け出したバニーズFW谷口木乃実選手を倒してPKを取られたが、名古屋GKの都倉瑠里選手が止めて危機を脱すると、落ち着きを取り戻した名古屋はディフェンスから流れを引き寄せた。

 連動したプレスでボールを奪った名古屋は、素早く前線に送りセカンドボールを収めてチャンスを作る。前半15分、中盤でセカンドボールを奪取した名古屋はそこから手数をかけずクロスを上げ、走り込んだFW佐藤亜音選手がゴールを決めた。佐藤選手は「イメージ通りのシュートだった。得点が取れて、気持ち的にも前向きにプレーできた」と振り返る。前半戦はその後もセカンドボールを支配し、ほぼ完璧な試合運びで終えた。

 後半戦は流れが一転。名古屋のプレスをかわしてボールを回し始めたバニーズがハーフコートゲームを展開した。名古屋は立て続けにセットプレーのチャンスを与えながらもCB道倉宏子選手を中心に最終ラインでなんとか耐え凌いだが、後半25分、左ショートコーナーの流れからゴール前への折り返しでバニーズ・林咲希選手が同点弾を決めた。勢いを増したバニーズは38分にも追加点を決め1対2で第1戦を勝利した。

 入替戦の第2戦は11月16日、19時30分から「たけびしスタジアム京都」(京都府京都市)で行う。勝利数が並んだ場合は得失点差、アウェイゴール数の差で勝者が決まるため、2部昇格には2点差以上での勝利が求められる。

 FW佐藤選手は「(バニーズは)2部を経験しているチームなので、いつもリズムが取りきれず、今日は完敗だった。でもまだ決まった訳ではない。2対0以上で勝てば昇格できるので切り替えて臨みたい。アウェイゴールも絡んでくるので、とにかく前線の選手が点を取るしかない」と意気込む。

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