堀川に架かる納屋橋(名古屋市中村区・中区)かいわいを飾る花の装飾を参加者で作る恒例企画「納屋橋フラワーハンギングバスケット作成会」が新型コロナウイルス感染防止のため中止され、対策プラン「納屋橋リモートフラワーバスケット」が現在、希望者を募っている。
堀川に架かる納屋橋を飾るフラワーハンギングバスケット(過去の様子)
「納屋橋フラワーハンギングバスケット作成会」は、今年で14回目を迎える「堀川フラワーフェスティバル」(クーポン企画を除く、5月10日までのイベントは中止)の一環。一般参加者が日本ハンギングバスケット協会ハンギングバスケットマスターの説明の下、フラワーハンギングバスケット作りを行うもので、例年、老若男女が参加しリピーターも多いという。フェスティバル期間中に参加者らで作ったバスケット400基が納屋橋を挟んで錦橋から天王崎橋の堀川両岸に飾られる。フェスティバル終了後は、参加者が自身で作ったバスケットを持ち帰り、引き続き自宅などで花を楽しめる仕組み。
新プラン「納屋橋リモートフラワーバスケット」は、バスケット作成はプロ(同協会)に任せ、フェスティバル終了後にバスケットを受け取れるもの。バスケット添えるメッセージと名前を申込時に伝えるとフェスティバル実行委員会がカードに代筆する。例年通りバスケットはフェスティバル中に飾られる。受け渡しまでの水やりは同会が担当。
協力費は2,000円(バスケット1基)で受け取り時に支払い。申し込みはトラベルコンシェルジュ内ハンギングバスケット作成事務局の電話(TEL 052-528-4151、平日9時30分~18時)またはメールで受け付ける。メッセージ付きハンギングバスケットの申込みは今月13日まで。バスケット購入受け付けは5月23日まで。受け渡しは5月24日。
同企画担当者は「今年はイレギュラー。おそらく多くのバスケットを廃棄しなければならなくなる。ぜひ完成したバスケットをリモートプラン利用でご購入いたただきたい。ご自宅で秋口まで楽しんでいただける」と申し込みを呼び掛ける。