名古屋銘菓の一つ「カエルまんじゅう」が今話題のスイーツ「マリトッツォ」になった姿がツイッターに投稿された。
評判がよかったというバターを挟んだアレンジレシピ「カエルバター」
「カエルまんじゅう」を作る菓子メーカー「青柳総本家」(本社=名古屋市守山区)の公式アカウントで今月8日に投稿されたもの。「チーム・カエルもそのお菓子みたいにおいしく変身できるかな~」とつぶやいている。同社は「青柳ういろう」「きしめんパイ」などの主力商品を持つ。
広報担当の木下美幸さんによると、約半年前に公式ツイッターアカウントを開設し投稿し始めたという。新商品の紹介や、商品のアレンジレシピを投稿している。過去には「ういろういなり」「ういろうのり巻き」「焼きういろう」「ういろうとコンビーフ」などを紹介した。
中でも、カエルまんじゅう関連の投稿が人気だという。木下さんは「ういろう関連の投稿よりも反響が大きい。カエル好きの人も多いようで、カエルまんじゅう関連の投稿を待ち望んでいる方がいる」と話す。5月に投稿したカエルまんじゅうの口部分に切り込みを入れて、バターを挟んだ「カエルバター」は特に評判がよかったという。
「マリトッツォ」はイタリア・ローマの伝統的な菓子で、ブリオッシュに生クリームを挟んだもの。カエルまんじゅうのマリトッツォは、本体の下部分をカットしてクリームチーズと生クリームを合わせて作ったクリームをサンドした。「最初は口部分にクリームを挟んだが改良。カエルまんじゅうの笑顔も保てて、かわいく仕上がった。とても簡単。だが、食べづらい」とほほ笑む。
「カエル好きの方に喜んでいただくためにもアレンジレシピをたくさん考えている」とし、今後も新しいレシピを投稿するという。「笑顔になってほしいという気持ちでお菓子作りをしている。自宅で過ごす時間をアレンジレシピで楽しんでもえらえたら。まねして作っていただいたら、投稿してほしい」とも。