映画館に持ち込みもできるドーナツを販売するカフェ「ミッドランドシネマ ドーナツ ファクトリー」(名古屋市中村区名駅4、TEL 052-583-5541)が10月1日、映画館「ミッドランドスクエア シネマ2」が入るシンフォニー豊田ビル1階にオープンした。
同映画館を運営する中日本興業(名駅4)が「映画とドーナツ」をコンセプトに手掛けた同店では、店内で作られるドーナツのほか、ドーナツを使ったメニュー、ドリンクを楽しめる。席数は、テーブル52席、カウンター2席、テラス22席。イートインのほかテークアウトに対応し、ミッドランドシネマでの映画鑑賞時に持ち込んで食べることができる。
メニュー開発は名古屋JRゲートタワーホテル15階にあるレストラン「THE GATEHOUSE」の八木俊樹シェフが担当。「やわらかく、もっちりとしている」(八木さん)というドーナツには国産小麦ユメチカラ(強力粉)が中心に使われている。
ドーナツは10種類。甘さ控えめの「プレーン」(240円)、生地にチョコレートを練り込んだ「アーモンドチョコレート」、ホワイトチョコを練り込み、仕上げに抹茶のチョコとパウダーをかけた「抹茶ホワイトチョコレート」、和風テイストの「小倉クリームチーズ」(以上280円)などのスイーツ系のほか、「仕上げにまぶしたきな粉砂糖でおはぎのようにできた」(八木さん)という「おはぎドーナツ」、懐かしい味を目指した」というカレーのフィリングを詰めた「カレードーナツ」(以上260円)の総菜系を用意する。
同店スタッフの石原宏哉さんは「2個、3個と異なる味を楽しんもらえる少し小ぶりなサイズ」と話す。「お薦め」のドーナツは「ミルクティー」で、「生地にアールグレーの茶葉を練り込み、仕上げにアールグレーパウダーを合わせたホワイトチョコでコーティングした。食べるとミルクティーの味がする」とも。
プレーン、アーモンドチョコレート、抹茶ホワイトチョコレート、ミルクティー、いちごみるくは、ミッドランドシネマでも販売する。
そのほか、プレーンドーナツにイチゴと生クリームをサンドし、イチゴソースなどをかけたソフトクリームをのせた「ストロベリークリーム」、クリの渋皮煮と生クリームをサンドしソフトクリームとモンブランクリームをのせた「モンブラングラッセ」(以上600円)など、ドーナツを使ったメニューも販売する。
ドリンクは「オリジナルブレンドコーヒー」(400円)、ショウガ・キウイ・小松菜・レモン・リンゴが入る「グリーンジンジャー」、小豆・きな粉・バナナ・豆乳の「ソイビーンズバナナ」など、4種類のスムージー(各580円)など。
ラッピングペーパーやドリンクカップなどに使われる同店のマスコットキャラクターの「名付け親」企画も実施。「お客さまに名付け親になってもらえたら愛着を持ってもらえるのでは、と企画した。皆さんと一緒に育てていき成長させていきたい」(石原さん)。名前の案が採用された人には「私が名付け親ですカード」と題したドーナツとソフトドリンクのセットの回数券52枚(有効期限1年)を進呈する。参加希望者は同店公式のインスタグラムアカウントをフォローの上、ダイレクトメールでキャラクター名を応募する。受け付けは今月31日まで。
営業時間は8時~20時。