ホテル客室で参加できる海外5都市を巡るオンラインツアー付き宿泊プランの提供が2月19日、ささしまライブの「ストリングスホテル 名古屋」(名古屋市中村区平池町4)で始まる。
エイチ・アイ・エス(東京都港区)とのコラボレーション企画。オンラインツアーは、各地のベストな時間に現地スタッフに中継をつなぎ生配信で行う。新型コロナウイルス感染症の状況により生配信ではなく事前に録画した映像配信になる場合もある。現地スタッフは、エイチ・アイ・エスの日本語が堪能な現地スタッフまたは日本人スタッフ。オンラインツアーの本編時間は約90分を予定する。利用客自身のスマートフォンと客室のテレビ画面を接続して見る。接続作業はホテルスタッフがサポートする。
同ホテル広報担当の関原克典さんは「コロナ禍で『海外に行きたいけど行けない』という人に向けたオンラインツアーは、自宅で楽しむこともできるが、ストリングスホテルのシンボルでもある大聖堂やカバナガーデンなどの散策、レストランやアフタヌーンティーの利用、宿泊でさらに非日常感や海外に行った気分を楽しんでもらえると思い企画した」と言う。
26日からは、アテネ(ギリシャ)、バルセロナ(スペイン)、カッパドキア(トルコ)、イグアス(ブラジル)、シンガポールまたはニューヨーク(アメリカ)の5都市を楽しめる「絶景編」が始まる。古代ギリシャの「パルテノン神殿」から中継が始まり、バルセロナの「サグラダ・ファミリア」の外観鑑賞、奇岩群の街「カッパドキア」などが見所。開催時間はホテル到着日の20時40分~。
27日からは、ホノルル(ハワイ)、ナイロビ(ケニア)、バラナシ(インド)、イスタンブール(トルコ)、ケアンズ(オーストラリア)またはラスベガス(アメリカ)の5都市を楽しめる「王道編」も始まる。ホノルルのワイキキビーチやナイロビ国立公園でサファリ、ガンジス川の沐浴(もくよく)風景やまち歩きなどが見どころ。開催時間はホテル到着翌日の12時30分~。
画面上のスクリーンショットによる集合写真撮影のほか、希望者には本編終了後に気になる1都市の現地スタッフにZoomで質問できるコーナーも設ける。
関原さんは「大聖堂やカバナガーデンなどホテル内のフォトジェニックなスポットなど、館内散策をして非日常を楽しんでもらえる。オンラインツアー中にアフタヌーンティーやルームサービスを利用して優雅に楽しんでほしい」と話す。
予約は同プランの専用ページから受け付ける。価格は、絶景編=1人9,900円~、王道編=1人1万1,000円~(いずれも朝食付き)。チェックイン15時、チェックアウトは翌日15時でホテルに24時間滞在できる。2月~5月の指定日に開催。