「名古屋マリオットアソシアホテル」(名古屋市中村区名駅1)ロビーで現在、「東山動植物園」(千種区)とコラボした「イースター(復活祭)」の装飾が展示されている。
「シャバーニ」で有名な絶滅危惧種のニシゴリラのペーパークラフト
同ホテルがイースターをテーマにしたロビー展示をするのは初めて。コラボは、春休みやゴールデンウイーク期間に合わせた実施のため、「ファミリーで楽しめるように」と、同園に相談を持ちかけて実現にこぎ着けた。
イースターにちなみ、カラフルな卵や、「マリオットラビット」をモチーフにしたウサギのほか、同園のマスコットキャラクター「ズーボ」、リスやクマなど分かりやすい動物や絶滅危惧種の動物を表現した、カクカクとした見た目が特徴のペーパークラフトが飾られる。制作はペーパークラフト商品の開発・販売を行う「ボグクラフト」。
絶滅危惧種の動物は、イケメンゴリラ「シャバーニ」で有名なニシゴリラのほか、コアラ、アジアゾウ、昨年3月に同園にやって来たシセンレッサーパンダの4種。名称や分類、生態、同園の飼育環境のほか、数が減ってしまった理由を説明したパネルも設置。説明パネルはズーボとマリオットラビットにも設置し、特徴を伝える。同ホテル広報の横田友美さんによると、小さい子どもが見やすいようにパネルには読み仮名を振るほか、目線に合わせて低い位置に設置したという。
期間中、同ホテル内のレストランなどでイースターメニューを販売する。オールデーダイニング「パーゴラ」で提供する食べ放題デザートタイム「できたて ココ・ドルチェ」(5月3日を除く毎週火曜に実施、大人1人=5,000円)では、利用客自身がソースやトッピングなどをかけて仕上げる「エッグベネディクト」や、卵形にくりぬいたアイスなどをメニューに加えた。
ロビーラウンジ「シーナリー」ではバナナソテーを詰めた卵形のショコラキャラメルムース「イースター・エッグ」(750円)、「ウサギのお尻」をモチーフにしたケーキやマカロン、紅茶などを詰めたテイクアウト限定の「アフタヌーンティー」(2人分=9,200円、先着100セット、前日12時までに要予約)、52階のスカイラウンジ「ジーニス」では、チョコレートで作った殻の中に卵形のいちごチョコレートムースを忍ばせた1日10食限定の「イースタースイーツ」(ドリンク付き=2,000円)を用意する。
5月8日まで。