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名古屋マリオットで岐阜県産食材使うビュッフェ 夕方届く食材活用でロス削減も

岐阜県産食材を使ったフェア「まるごと岐阜」ビュッフェで楽しめる数々の料理

岐阜県産食材を使ったフェア「まるごと岐阜」ビュッフェで楽しめる数々の料理

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 岐阜県産食材を使ったフェア「まるごと岐阜」ビュッフェが5月9日、「名古屋マリオットアソシアホテル」(名古屋市中村区名駅1)15階の「オールデイダイニング『パーゴラ』」で始まった。

その場でカットして提供するブランド豚「結旨豚」の塩釜焼き

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 昨年、初開催した同フェア。岐阜県産食材を使う料理やスイーツ、郷土料理、ご当地グルメなど、今年は約30種類が並ぶ。同店前のロビーには岐阜県産の生花を使うフラワーアレンジメントを飾り、来館者を出迎える。

 シェフズパフォーマンスコーナーでは、その場でカットして提供するブランド豚「結旨豚(ゆいうまぶた)」の塩釜焼き、その場で調理する旬の稚アユの天ぷら、岐阜の郷土料理「けいちゃん焼き」を用意。肉の塊をカットする様子、天ぷらを揚げる音など、ライブ感を楽しめる。

 温製料理は、飛騨牛入りのビーフカレー、飛騨高山のご当地食材「あげつけ」と「こも豆腐」を刺した串のチーズファウンテン、飛騨の郷土料理「白菜の漬物ステーキ」仕立て、牛バラ肉の朴葉(ほおば)みそ焼き、特産のニンジンのほか松の実が入るのが特徴の各務原キムチを使う豚キムチピザ、「あぶらえ(エゴマ)」の五平餅など。自分でトッピングできる高山ラーメンも楽しめる。

 冷製料理は、高山の特産品「すくなカボチャ」を使った冷製スープ、「明方ハム」とタマネギ・セロリのマリネ、稚アユのマリネ、パーゴラスタイルに仕上げた締めさばとマスの朴葉すし、ブランド鶏「恵那鶏」の胸肉を使うコブサラダ、岐阜県産の豆苗(とうみょう)やトマトなどを並べる生野菜サラダなどがある。

 デザートは、白川緑茶のジュレを添えた「岐阜美濃白川茶」のプリン、飛騨リンゴのピュレを合わせた紅茶ゼリーなど。

 今年は食材ロス削減にも取り組む。岐阜県内の産直市場などから夕方に届く野菜や卵、牛乳などの食材を一部のメニューに活用する。日によって食材の種類や量が変動するため「本日のSDGs食材」として、専用POPを設置し利用客に案内する。取材日は、「岐阜美濃白川茶」のプリンに添えた「飛騨の桃ジャム」や、「明方ハム」「すくなカボチャ」「ぎふ飛騨産とまとじゅーす」などが紹介されていた。

 開催時間は、ランチ=11時30分~15時(90分2部制、最終入場は14時)、ディナー=17時30分~22時(120分、同20時)。料金はランチ=4,500円(土曜・日曜・祝日は500円増し)、ディナー=5,500円(同)。6月19日まで。

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