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名古屋の「和菓子 結」が6月テーマの菓子 アジサイやアマガエル表現

6月「なまささら」。こなし生地で表現した「あまがえる」(右上)、錦玉羹でアジサイを表現した「手鞠花」(左上)、雨上がりの空をういろうで表現した「雨上がり」(右下)

6月「なまささら」。こなし生地で表現した「あまがえる」(右上)、錦玉羹でアジサイを表現した「手鞠花」(左上)、雨上がりの空をういろうで表現した「雨上がり」(右下)

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 名古屋の老舗和菓子店「両口屋是清」の姉妹ブランド「和菓子 結(ゆい)」が6月1日、アジサイやアマガエルなど6月にちなんだモチーフを表現した菓子「なまささら」の販売を始めた。

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 「手のひらサイズの日本の美」をコンセプトに掲げる同ブランド。ジェイアール名古屋タカシマヤ(名古屋市中村区名駅1)のほか、東京の商業施設「NEWoMan新宿」と「六本木ヒルズ」にも店舗を構える。

 「なまささら」は、薯蕷(じょうよ)生地や白あんに小麦粉を混ぜて作られるこなし生地などを使った一口サイズの生菓子。月替わりで、季節に合わせた内容に変わる。両口屋是清広報担当の近藤美香さんによると「なまささら」の「ささら」は古語で「小さい」という意味。「小さくかわいらしい生菓子を楽しんでもらえるよう季節感を大切に作り上げている」という。

 「6月のなまささら」は、粒あんを包んだ餅皮の上にさいの目切りの錦玉羹(きんぎょくかん)をのせアジサイを表現した「手鞠(てまり)花」、雨上がりの空をういろうで表現し中に白小豆こしあんが入る「雨上がり」、ようかんで目と口を描き、こなし生地で表現した「あまがえる」、中にこしあんを詰めた薯蕷生地に傘の焼き印を押した「傘」など6種類。「和菓子職人が一つずつ丁寧に作り上げている」と近藤さん。

 価格は、3個入り(雨上がり、あまがえる、傘)=810円、6個入り=1,620円。販売は今月30日まで。

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