子ども向けのクイズのミニテーマパーク「QUIZワンダーランドパティオ」が8月10日、ジェイアール名古屋タカシマヤ(名古屋市中村区名駅1)8階 ローズパティオに期間限定でオープンした。
会場には約10問のクイズを用意。東大卒クイズ王・伊沢拓司さんが書き下ろした「推理クイズ」は2種類用意し、前半(今月10日~19日)の問いは「『世界一○○なゴミ箱』とは?」で、参加者が思う答えを付箋に書き込み貼り付ける形で参加できる。答えは20日~30日の間、会場で発表する。
そのほか、天井からつり下げた吹き出し型パネルのクイズは東京大学クイズ研究会が考案したもので、表裏で問いと答えが見られるようになっている。会場には約20冊のクイズ本も用意。テーブルと椅子を周りに置き、自由に見ることができる。
子どもも大人も楽しめるクイズラリーも実施。同店1階の正面玄関近くのステージや7・8階ローズパティオなど館内4カ所に、伊沢さんが考案した小学生低学年向けのスタンダードレベル、大人も含めたファミリー向けのアップグレードレベルのクイズ、各4問を設置する。各レベルを全て解いた参加者には8階ベビールーム横レジカウンターでそれぞれノベルティーを進呈する。
同店広報担当の村上由夏さんによると、夏休みの時期は家族での来店が多い百貨店としてコロナ禍で休校を経験した子どもたちに向けて考えた企画。「家族で楽しみながら学べることを提案したい」という思いでクイズを用いたという。
村上さんは「コロナ禍でまだ遠出が難しい上、猛暑が続いているので、買い物ついでに館内で涼しく楽しんでもらえれば。このようなご時世で夏の思い出づくりをするのも大変だと思う。買い物の時間も大事な夏休みの思い出になるよう、館内のイベントに注力する。学ぶ楽しさを発掘してほしい」と参加を呼びかける。
営業時間は10時~20時。参加無料。今月30日まで。