名古屋鉄道が1月9日、受験生を応援する「合格(5009)列車」の運行を始めた。
受験生と受験生を支える人を応援しようとさまざまな企画に取り組む「MEITETSU SAKURA PROJECT.」の一環。列車内を中心に、同社からの応援メッセージをデザインした4種類の広告を掲出し、受験生にエールを送る。
「合格(5009)列車」は、同社が運用する5000系車両「5009号」の1車両を「合格」の語呂に合わせて装飾した。車内は、メッセージ広告でジャックするほか、5000系車両に本来設置している持ち手が三角形のつり革の代わりに、山田天満宮(北区)で祈願を行った五角形の持ち手の「五角形(合格)つり革」と、「つかもう!合格」「合格をその手に」の応援メッセージつり革アドストラップを設置。優先席を除く、全83本を「合格」仕様に差し替えた。同社広報担当者によると、五角形のつり輪や、つり輪を1車両分の変更するのは初めての試みという。
期間中このほか、駅名に「桜」が付く名鉄4駅「桜駅」「桜井駅」「南桜井駅」「桜町前駅」のサクラ色硬券記念入場券と、満開のサクラをイメージした台紙をセットにした「サクラサク入場券」を販売する。同入場券を所定の場所にセットして折り畳むと、台紙に空けた窓から「桜」の文字だけが浮かび上がる仕掛けになっている。価格は1セット680円。名鉄名古屋駅サービスセンター、金山駅、中部国際空港駅、栄町駅など62 駅で販売する。
3月31日まで。