高知の食に触れるイベント「エリアジャック高知@なごの+ ~土佐のうまいもんスタンプラリー~」が2月1日、円頓寺商店街・四間道エリア(名古屋市西区那古野1)などの飲食店で始まる。主催は高知県。
「エリアジャック高知@なごの」で提供する「四間道レストランMATSUURA」の「カツオのテリーヌ」(イメージ)
今回で5回目を迎える同企画は、参加飲食店が高知の食材を使った限定メニューを開発し、期間内に提供するもの。開発に当たって参加店のシェフが高知県に赴き、漁港の市場や生肉工場、かんきつ類や野菜の栽培地、酒蔵などを視察するのも特徴の一つ。視察不参加の店もフードコーディネーターが協力し食材を確かめてメニュー開発したという。
今回は、円頓寺本町商店(那古野2)や那古野エリア以外の高知ゆかりの店にもエリアを拡大。レストランやビストロ、カフェなど全59店舗(那古野エリア=48店、那古野エリア外=11店)が参加する。
「四間道レストランMATSUURA」は「カツオのテリーヌ」など高知食材を「ふんだんに」使うコース料理、「鉄板dining香音(かのん)」はブランド牛「土佐あかうし」を使う「土佐あかうしのモモステーキ」、栄の「CUCINA VINCI(クッチーナ・ヴィンチ)」は、高知の旬の食材を使った「サバのマリネ柚子(ゆず)風味」を用意。パン店「芒種(ぼうしゅ)」の「文旦マーマレードとクリームチーズのパン」、「喫茶ニューポピー」の「大人のクリームソーダゆず」などのスイーツや、高知の地酒を提供する店もある。
「名鉄グランドホテル」(名駅1)内の4店舗でも期間中に高知フェアを開催。高知県名古屋事務所 所長の山崎義道さんは「名鉄グランドホテル内の参加店のシェフからは、フルーツトマトや四方竹(しほうちく)のほか、やはりカツオのタタキの評価が高かった。こうした高知の食材をどのような料理にしてもらえるか、私たちも楽しみ」と話す。
期間中、参加店で対象メニューを注文すると参加できるスタンプラリーも行う。スタンプは1店につき1回で、集めたスタンプの数により抽選で「土佐あかうしのすき焼きセット」「カツオわら焼きタタキ」「FDA名古屋-高知往復ペア航空券」などが当たる。
営業時間は各店で異なる。3月15日まで。