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「名鉄レジャック」がファイナルキャンペーン 「クジャック」も思い出語る

フリップで「全力でガンバる」と気持ちを語った「名鉄レジャック」マスコットキャラクター「クジャック」

フリップで「全力でガンバる」と気持ちを語った「名鉄レジャック」マスコットキャラクター「クジャック」

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 商業ビル「名鉄レジャック」(名古屋市中村区名駅南1)のファイナルキャンペーンが営業終了の50日前となる2月9日、同館内で始まった。同施設のマスコットキャラクター「クジャック」も「全力でガンバる」と意気込みを見せている。

楽しかったボウリング対決の思い出を語った「クジャック」

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 同施設は、ビル老朽化と、建物オーナーとの賃貸借契約が満了を迎えることを理由に、今年3月末で営業を終了する。1972(昭和47)年11月15日に、「あらゆる『レジャー』を一つのビルで『ジャック』する」をコンセプトに、総合レジャービルとして開業。50年間の営業で、飲食やボウリング、ディスコ、サウナなどさまざまなレジャーを提供してきた。

 「クジャック」は、開業39年を迎えた2011(平成23)年に誕生。「レジャックで羽のばそー!」をキャッチフレーズにPR活動を始め、フレーズに合わせてバサッと大きく羽を広げるポーズのCMなどを展開した。そのほか、SNSを通じた同施設のPRや、イベントでのグリーティング、同施設内で開催されるご当地キャラボウリング対決への参加などで活動する。

 クジャックはこれまでの思い出について、合計30回にも上る全国のゆるキャラとのボウリング対決や、彦根や東京スカイツリーで開催された大規模キャラクターイベントに参加し、愛知・名古屋の宣伝ができたことを挙げる。営業終了後の行く末については「3月31日以降のコトは僕にはわからないっす!でも、営業終了最終日まで、スタッフさんと一緒に全力でガンバるからオーエンしてね!」(原文ママ)とフリップを通じて答えた。

 ファイナルキャンペーンでは、1階屋外のガラス面にカウントダウンボードを設置。クジャックも集まったファンと共に残りの営業日数「50」の数字が点灯されるのを見届けた。

 2階特設会場には「思い出の名鉄レジャック展」と題し、1971(昭和46)年の建設中の様子から、ビル完成、オープン日の館内の様子、周年の節目、クジャック誕生などを写真で振り返るほか、当時のテナントの内装やチラシやパンフレット、マッチ箱なども展示する。レジャック事業部の大森友章さんは「世代によってレジャックの印象が違うと思うので、パネルを見ながら思い出話をしてもらえれば」と話す。

 金券が当たるスクラッチくじ(今月22日まで、なくなり次第終了)の配布(1会計200円以上で1枚)や、6階「レジャック・ボウリング」では食事や買い物に利用できる1万5,000円分の「プレミアム金券」(1万円、500セット限定)の販売を行う。

 クジャックは「レジャックに来てくれているみんな、昔、よく来てくれたみんな、一度も来たコトないみんな、全員が楽しめるキャンペーン開催中っす!」(原文ママ)と来館を呼びかける。

 3月31日まで。

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