アジアのグルメや雑貨を集めたイベント「アジアフェア」が6月27日、ジェイアール名古屋タカシマヤ（名古屋市中村区名駅1）10階で始まる。

台湾の「走れるサンダル」として人気のサンダルと、「漁師網バッグ」と呼ばれる買い物バッグ

　グルメ・スイーツは、韓国、台湾、タイ、中国、ベトナム、マレーシア、シンガポールなど12店が並ぶ。韓国の定番おやつのねじりドーナツ「クァベキ」に、クリームやフルーツなどをふんだんにのせ「進化」させた「クァベキ」を販売する「ボンタン」は日本初出店となる。「クァベキ」のラインアップは、ピスタチオクリーム、生クリームイチゴ、ソルティッドキャラメルなど（1個、540円～）。会場では実演販売を行う。名古屋タカシマヤ広報担当者の吉田ひかるさんは「見た目のかわいさを意識して進化したクァベキは、現地のユーチューバーが食べている動画などを投稿し、SNSでも話題の商品」と話す。

　クロワッサンとワッフルを掛け合わせた韓国発祥のスイーツ「クロッフル」は、アイスクリームやクッキーをトッピングした同フェア限定商品の「イチゴチョコクロッフル」（1,100円）などを実演販売する。「太っちょなマカロン」との意味を持つ「トゥンカロン」などのスイーツも販売する。

　食事系グルメは、「汁なし坦々麺」（1,100 円、イートイン）をはじめ、タピオカ粉で作った生地で豚肉のあんを包んだ台湾のB級グルメ「バーワン」（880円）、人の顔ほどの大きさが特徴で台湾夜市などで楽しめる台湾唐揚げ「ダージーパイ」（801円）、「焼きジーパイ」（951円）、モチモチ・パリパリ食感の生地にチーズとベーコンをはさんだ「ベーコンチーズネギ餅」（701円）などが並ぶ。

　雑貨は26店が出店する。台湾で「走れるサンダル」として人気があるサンダル（4,950円、15点限定）は、片足約180グラムで、かかとに3センチ程度の厚みがあり、「足裏の衝撃が少なく疲れにくくなっている」（吉田さん）という。同フェアでは、女性用商品（22.5～23.5センチ）で、赤、緑、黄、青など全8色を用意する。

　このほか、ナイロン地の漁用網を編んで作られていることから「漁師網バッグ」と呼ばれる買い物バッグ（880円～）、ベトナムの「ソンベ焼」の皿やレンゲ（以上、1,980円～）、韓国の民族衣装の端切れをつないで作ったクッションカバー（9,350円）、タイの職人による手作りのいす、ベトナムのワンピースやフリルバッグなどのファッションアイテムも並ぶ。

　営業時間は10時～20時（最終日は17時まで）。7月3日まで。