「名古屋駅地区打ち水大作戦」が7月26日の夕方、名古屋駅前の「JRゲートタワー」(名古屋市中村区名駅1)前、「大名古屋ビルヂング」(名駅3)前、「ミッドランドスクエア」(名駅4)前の3カ所で行われた。
「大名古屋ビルヂング」前で行われた「名古屋駅地区打ち水大作戦」の様子
主催は名古屋駅地区街づくり協議会で、2009(平成21)年から環境意識の向上と、地域コミュニティーの形成を目的として毎年開催。2019年は雨天で、2020年~2022年はコロナ禍で中止していたが、今年5年ぶりに行った。
当日は、同協議会会員企業の社員や名駅エリアで働くオフィスワーカーら、約300人が参加。同イベントの手拭いを首や手首に着け、歩道に向けて17時に「そーれ」の掛け声で一斉に打ち水を行った。ミッドランドスクエア前の打ち水には、名古屋市上下水道局から提供された「高度再生水」を活用した。
同協議会の佐伯恵さんは「打ち水初参加の方も久しぶりの方もいたが、おそろいの手拭いを巻き、うれしそうな顔で打ち水をしていた。打ち水自体はわずかな時間だったが、5年ぶりに開催でき、名駅を愛する皆さんが楽しんで参加してくれたようで、やっと日常が戻ってきたなと実感した」と話す。通行人から「おかげで涼しくなった気がする」という声も聞かれたという。