ブロンコビリー(名古屋市名東区平和が丘1)の新業態和食ブランド店舗「お酒とお肉とおばんざい 信貴や(しきや)」(中村区椿町1)が8月20日、JR名古屋駅西側のエリアにオープンした。
創業46年になる「ステーキハウス ブロンコビリー」を、東海地区を拠点に関東、関西、九州地区に展開する同社。「信貴や」ブランドマネジャーの林田仁さんによると、「信貴や」は、肉料理とアルコールドリンクを楽しめることを軸に開発された都市型ブランド店で、2021年オープンの初新業態店「厚切りとんかつと京風おばんざい とんかつ かつひろ」で好評を得たという季節食材を使った「おばんざい」を生かそうと和食ブランドにしたという。「おばんざい」に加え、同社が得意とする肉料理を、生、焼き、煮込みの調理法で提供する。店名には「四季折々の食材を使った料理を楽しんでもらえるよう」(林田さん)にとの思いを込めた。
JR名古屋駅太閤通口から徒歩約5分の場所に位置する同店。店舗面積は35.57坪。席数は、カウンター席13席、12人座れる大型テーブル席、半個室席など全45席。客室は「和モダン」をイメージした造りで日本家屋の落ち着いた空間を演出する。外観は曲線を使ったやわらかい印象で、大きな窓により店内のにぎわいが伝わるようなデザインを採用した。主なターゲットは30代以上の「ちょっと良いもの食べたい層」。
主なメニューは、「鹿児島県産上村牛のユッケ」(1,200円、厚生労働省新基準適合商品)、「黒毛和牛ステーキ」(1,280円)。「厳選した肉をまずは生のユッケで食べてほしい。とろけるような口当たり。メインにはブロンコビリーでもこだわりの炭火焼きしたステーキを、黒毛和牛特有の霜降りの甘みとやわらかさを炭の香りと一緒に食べてほしい」と林田さん。このほか、かつお節と昆布で取っただしを使う「季節の手づくりおばんざい」(単品=380円、盛り合わせ=3品980円~)、大鍋料理の「肉どうふ」、「だし巻き卵」など。林田さんは「おばんざいはお肉の濃厚な味わいとは対照的に優しくてほっとする味」と話す。
ドリンクメニューは、生ビール(480円)、ハイボール、サワー(以上、420円~)、セレクトワイン(グラス、420円~)、本日の日本酒(グラス、450円~)、果肉入りノンアルドリンク(800円~)など。注文客も入ることができる日本酒とワインの貯蔵室も用意する。
営業時間は16時~23時(土曜・日曜・祝日は12時~)。