名駅のカジュアルフレンチレストランで春素材の新メニュー

「SALLE A MANGER DE KAJINO」店内

「SALLE A MANGER DE KAJINO」店内

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 名駅納屋橋地区のカジュアルフレンチレストラン「SALLE A MANGER DE KAJINO(サラ マンジェ ドゥ カジノ)」(名古屋市中村区名駅5、アクアタウン納屋橋オフィス棟1階、TEL 052-562-2080)で4月より、春の素材を使ったメニューの提供を始めた。

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 店舗面積は14坪。座席数は20席。同店のオーナー梶野さんは「ミクニ ナゴヤ」(中村区名駅1、名古屋マリオットアソシアホテル52階)をはじめ、名古屋各地の高級フレンチレストランでシェフを務めた経験を持つ。独立前にプライベートでフランスを訪れた時、その日に仕入れた素材を使った郷土料理を提供する店に出会い、「フランス料理の原点を再確認した気がした。緻密に計算された高級フランス料理も素晴らしいが、見た目の美しさより、来店客の好みに合わせた味や、素材の良さを生かした手ごろな価格のフレンチを提供する店を作りたかった」という思いから、今年1月同店をオープンした。

  同店では現在、菜の花や新たまねぎ、赤車海老、メバル、黒鯛など、春ならではの素材を使った料理を、コースや単品で提供している。また、フランスの食材「ルバーブ」の代わりにフキのシロップ付けを使用した「黒ごまとフキのタルト」や、フランボワーズを使ったデザートなども提供。梶野さんは「メニューにはフランスの手に入りにくい素材ではなく、日本の代表的な素材を使うようにしている」と話しており、同店で使用する素材は毎朝、名古屋柳橋市場(中村区名駅4)で仕入れているという。

 価格は、ランチ=1,575円、ディナー(前菜、メーン、デザートなど)=3,675円~。ワイン(フルボトル)=2,500円~。想定客単価は約4,500円。梶野さんは「小さな子どもから、年配者、ジーンズ姿の若者まで、誰もが気軽に入れる『質より量』の身近なフレンチレストランを目指したい」と話している。同店では、季節ごとに素材を変えたメニューを提供していく予定。

 営業時間は、ランチ=11時~14時30分、ディナー=18時~22時30分。水曜定休。

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