名古屋の老舗和菓子店が新商品「おっ だんご。」発売

名鉄百貨店本店本館地下1階「スイーツ・ステーション」の「小ざくらや一清」で販売している「おっ だんご。」

名鉄百貨店本店本館地下1階「スイーツ・ステーション」の「小ざくらや一清」で販売している「おっ だんご。」

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 和菓子の製造・販売を手がける「小ざくらや一清」(本店=名古屋市中村区草薙町1)は4月より、名鉄百貨店本店(中村区名駅1)本館地下1階「スイーツ・ステーション」で、新商品「おっ だんご。」を販売している。

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 同店は1912年から続く名古屋の老舗和菓子店で、現在で4代目。同店では、伝統的な和菓子の製法を受け継ぎながらも、若い世代に受け入れられるような新しい感覚を取り入れ、食べやすさや糖度にもこだわった菓子づくりを心掛けているという。

 同品は、同百貨店の「スイーツ・ステーション」「フレッシュ・ステーション」「カフェ・ステーション」「イートイン・ストリート」からなる「フード・ターミナル」1周年を記念して、今年3月に開催された「フード・ターミナル食品祭」で初めて販売。「一口だんご」というネーミングで販売したところ、20代~30代の女性客に好評だったため、ネーミングを改名して新たに販売が実現した。同品の販売は、同百貨店と本店のみ。

 ネーミングの由来について、同店担当者は「箱を開けたとき、『おっ!』と叫びたくなるようなかわいらしさを表現した」と話している。種類は、一口サイズで2つ玉のよもぎ団子や白い団子の上に、粒あん、こしあん、桜あん、ずんだあんをのせたものや、みたらし、抹茶など全6種類。今後は、「桃あん」など季節のフルーツを使用したものなども販売予定だという。同店の担当者は「来客時のお茶菓子にしたり、休憩時間に食べられる手軽さが会社員の女性などに受け入れられている要因では」と話しており、20代以上の会社員の女性を中心に、一日400個~500個が売れる人気商品となっている。

 価格は1本94円で、全種類が楽しめる6本入り(564円)や12本入り(1,128円)なども販売している。

小ざくらや一清名鉄百貨店本店

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