「なごや観光ルートバス」運行増発-デザイン一新、ルート拡充

7月21日からデザインを一新し、平日の運行も開始する「なごや観光ルートバス メーグル」デザインイメージパース

7月21日からデザインを一新し、平日の運行も開始する「なごや観光ルートバス メーグル」デザインイメージパース

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 名古屋市は7月21日より、名古屋市内の名所を巡る「なごや観光ルートバス」の運行を休日のみから平日運行を増発し、デザインも一新する。

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 「なごや観光ルートバス」は、昨年4月より運行を開始した土曜・日曜・祝日など休日のみ運行の名古屋市内を巡る観光専用バス。運行開始以来、今年5月までの利用者累計人数は48,293人、1日平均396人が利用するなど、観光客や特に40代~50代の女性客に好評で、休日のみの運行だけでなく平日(火曜~金曜)の運行開始を決定した。

 同市観光推進室では、同バスの名称を「メーグル」とし車両デザインも一新。「金のシャチホコ」のイメージから金色をメーンカラーとしたオリジナル車両では、大きめのガラスルーフを採用し、車体や車内シートには、金のシャチホコや鎧兜(よろいかぶと)、名古屋城などのイラストをプリントしたのが特徴。増発に伴い運行ルートも拡充し、利用客からも希望の多かった栄・伏見地区の繁華街や「名古屋テレビ塔」などの立ち寄り施設を追加した。繁華街では、バスを降りてショッピングしたり、名古屋名物の食事を楽しむこともできるという。休日の運行回数は、これまでの1日7回から13回に増発し、休日のさらなる利用者増加も見込む。

 運行日は、火曜~日曜・祝日(毎週月曜、年末年始を除く)。運行回数は、平日(火曜~金曜)=1日7回、土曜・日曜・祝日=1日13回。運行ルートは、名古屋駅から出発し、産業技術記念館、ノリタケの森、名古屋城、文化のみち二葉館(旧川上貞奴邸)、徳川園(徳川美術館・蓬左文庫)、名古屋テレビ塔など。利用料金は、大人=200円、小人=100円、1日乗り放題「1DAYチケット」は、大人=500円、小人=250円。「1DAYチケット」購入者は、ルート内施設の入館料が割引になるほか、「名古屋グルメ」や土産物店舗での特典も付く。

 市観光推進室では「今後も、観光客を基本ターゲットとしながら、名古屋市民の利用やファミリー層、若い世代、ビジネス客など幅広い需要を見込み、観光地としての人気と観光バスの認知度を高めていきたい」と話しており、年間利用者目標人数は、約9万人を見込むという。問い合わせは、同市観光推進室(TEL 052-972-2425)まで。

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