オセロ・中島知子さん初舞台「郵便配達夫の恋」会見-名鉄ホール

初舞台作品となる「郵便配達夫の恋」の会見に出席した中島知子さん。メ~テレ本社で

初舞台作品となる「郵便配達夫の恋」の会見に出席した中島知子さん。メ~テレ本社で

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 10月6日に名鉄ホール(名古屋市中村区名駅1)で上演予定の舞台「郵便配達夫の恋」の記者発表が7月4日、メ~テレ(名古屋テレビ)本社で行われた。

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 「郵便配達夫の恋」は、1997年、女優・鈴木保奈美さんの初舞台作品として話題となり、再演が望まれていた作品。原作は、演劇集団「キャラメルボックス」の作家、真柴あずきさん、原案・脚本は、砂本量さん。出演は、お笑いコンビ「オセロ」の中島知子さん、俳優の辰巳琢郎さん、演劇集団「キャラメルボックス」の俳優、西川浩幸さんほか。

 都心で歌手として活動している主人公のあかり(中島さん)が、ふとしたきっかけで亡き母の実家に帰った際、母が書いた未投函の手紙を見つける。若かりしころ、都心で働く恋人と手紙のやりとりを続けていた母と、手紙の配達をしていた郵便配達夫(辰巳さん)の母への想い、現代に生きるあかりと彼女のマネージャー上村(西川さん)らの人の心の触れ合いを「手紙」を通して描いた作品。「女性ファンからの支持も高く、主人公の心情を理解し、働く女性へのメッセージとして伝えられる」(同作関係者)として、中島さんの初舞台主演が実現した。

 会見には、主演の中島知子さんが出席。中島さんは「舞台を見るのが大好きで、チャンスがあれば舞台に出演してみたいと思っていたので、かなりうれしい。普段のバラエティー番組のような『アクティブ』な仕事とは違い、比較的淡々とした内容の静かな作品なので、不安はあるが『出す』演技ではなく、『引く』演技を舞台でうまく見せていきたい」と意気込みを語った。

 中島さんは、昨年6月に劇団ダンダンブエノ「礎」で舞台デビューを果たした、相方の松嶋尚美さんからのアドバイスとして「『えー!(舞台)やんの?大変やでぇ』と脅され、練習中の悪い噂ばかり聞かされた」と話し、「役づくりのため、漫画『ガラスの仮面』を一生懸命読んでいる(笑)」とも。また、「手紙」をテーマにした作品ということで「手紙は、メールよりも相手に気持ちが伝わりやすいと思う」と話し、「中学3年間ずっとサッカー部のキャプテンが好きで、バレンタインのたびに濃い内容のラブレターを3年間出し続けたがふられた」と、学生時代の「手紙」に関するエピソードも披露した。

 同ホールでの上演は、10月6日17時のみ1回。チケットは、S席=7,500円、A席=6,500円。チケット発売は7月22日から。

名鉄ホールメ~テレ

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