東京建物、丸紅は7月19日、西区名駅2丁目で再開発予定の「名古屋プライムセントラルプロジェクト」で建設予定の分譲タワーマンションの詳細を発表した。
同プロジェクトは、名古屋市交通局所有の「旧那古野営業所」跡地を同2社と設計施工を担当する清水建設をはじめとする「名駅2丁目開発特定目的会社」の3事業者が、再開発に着手しているもの。延床面積83,700平方メートルのうち、18,400平方メートル内に地上29階地下1階の分譲タワーマンションを建設予定で、名称は「ブリリアタワー名古屋グランスイート」。高さは106メートルで、分譲戸数は134戸。同マンションは、名駅エリアで初の分譲タワーマンションとなる予定。
同マンション内には、3スパン2層吹き抜けのエントランスホールや、名駅エリアの眺望を楽しめるスカイラウンジ、来客者宿泊用のゲストスイートなどを設ける予定。モデルルームとエントランスのデザインには、Cassina社やporro社の家具デザイン、ホテルのインテリアデザインなどを手がけるイタリア人デザイナー、ピエロ・リッソーニ氏を起用する。エントランス、居住空間ともに「豪華さを誇示するのではなく、『大人の遊び心』や『粋』を感じられるホテルのような空間」(同ブロジェクト担当者)を目指すという。
ほかに、ダブルオートロックシステムや監視カメラ、ICカード式のノンタッチ・セキュリティー、コンシェルジュサービスなどの防犯対策、地震の揺れを逓減させる壁型粘弾性ダンパーも採用する。
マンションの竣工予定は2009年5月(予定)で、モデルルームは今秋開設予定。