東海ラジオの人気番組「流石の源石」が10月14日、近鉄電車内でファンらを招いた公開イベント「流石の源石10周年記念 源鉄スペシャル!!」を実施した。
同イベントは、同社放送アナウンサー、源石和輝さんがパーソナリティーを務める同番組の10周年を記念して開催されたもの。当日は、10月14日の「鉄道の日」にちなみ、近鉄電車の4両編成1車両を貸し切った特別列車「源鉄」が登場し近鉄名古屋駅を出発、同番組から事前に募集した参加希望者をはじめ約100人が乗車し、近鉄富吉駅まで走行した。
パーソナリティーの源石さんは、トレードマークの丸源ラーメンTシャツを着用し車掌として登場、車内アナウンスマイクを使用してイベントを進行した。同列車には、今年9月に番組の仮アシスタントを降板した浅田若菜さんも乗車し、車内では番組オリジナル曲も披露された。
番組のライブゲストは、今年8月にデビューシングル「ゆれる」を発売したJONTE(ジョンテ)さん。同番組の企画担当者は「JONTEさんの曲名『ゆれる』にちなんで、どこか揺れる場所でのライブをと考えていたところ、電車内でのライブを思いついた」と話しており、JONTEさんの電車内ライブが実現した。近鉄電車内でのライブは初の試み。
ライブは、同列車の先頭車両で開催され、JONTEさんはデビューシングル「ゆれる」とミニアルバム「JONTE is …」に収録されている曲「千の涙」の2曲を披露した。JONTEさんは、電車内ライブの感想について「まさか自分のデビュー曲『ゆれる』を電車の中で歌うことになるとは思っていなかったが、心地良かった。電車が揺れるので、立って歌うのに必死で歌の最中に外の景色を見る余裕はなかったが、機会があればまた電車の中でライブをやってみたい」と話していた。
一日車掌を務めたパーソナリティーの源石さんは「車掌として車内アナウンスを行えたのが楽しかった。普段ラジオから声を発信している側の自分の声が、電車内から聞こえてくるのは新鮮。病み付きになりそう」と話していた。
約20分の電車内イベント後は、全員が近鉄富吉駅の駅前ロータリーに移動、源石さんやJONTEさんがあいさつし、ファンらと交流する様子も。最後は、参加者全員で同番組の決めゼリフ「寝ろ!」と言い、イベントを締めくくった。