映画「犬と私の10の約束」主演の田中麗奈さん、主役犬とトークショー

映画で共演した犬の「ソックス」とともにトークショーに出演した田中麗奈さん(右)。ミッドランドスクエアで

映画で共演した犬の「ソックス」とともにトークショーに出演した田中麗奈さん(右)。ミッドランドスクエアで

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 ミッドランドスクエア(名古屋市中村区名駅4)地下1階アトリウムの特設ステージで3月6日、映画「犬と私の10の約束」で主演を務めた田中麗奈さんのトークショーが開催された。

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 「犬と私の10の約束」は、作者不明の英文の短編詩「犬の10戒」をもとに映画化されたもの。「私にも心があることを忘れないでください」「私は10年ぐらいしか生きられません。だから、できるだけ私と一緒にいてください」など、犬の気持ちから飼い主へ向けられた10のお願い「犬の10戒」は、インターネットを通じて広まり、世界中の愛犬家の間で話題になっている。

同詩の内容をもとに、北海道で暮らす14歳の少女あかりと飼い犬「ソックス」の間で繰り広げられる10年間を描いたオリジナルストーリーとして、映画化が実現した。出演は、田中麗奈さん、加瀬亮さん、豊川悦司さん、高島礼子さんほか。監督は、映画「ゲゲゲの鬼太郎」などを手がけた本木克英さんが務める。

 ミッドランドスクエアの1周年となった当日は、田中さんも1周年のテーマカラー「ピンク」のワンピース姿で登場。「こんにちは」と笑顔で手を振りながら、会場の観客をはじめ1階~2階の吹き抜け周辺にまで詰めかけた700人の観客にあいさつ。ビル内を見渡し「凄い。買い物したくなっちゃいますね(笑)。気もそぞろになりそうです」と感想を話していた。

 プライベートでも、「リップ」と「アロエ」という名のメスのチワワを2匹飼っているという田中さんは「『犬の10戒』は、映画の脚本を頂いてから初めて知りました。犬を飼っているので、『自分は良い飼い主なのかな』とか、『この子たちの人生の中で、何かしてあげられているのかな』といろいろな質問がわいてきて、反省する思いでした」と語り、撮影中は主役の犬「ソックス」と自身の飼い犬を重ね合わせながら演技をしていたという。

 トークショーの中盤には、スペシャルゲストとして田中さんと共演した犬の「6代目ソックス」も登場、会場の観客からは「かわいい」と笑みがこぼれた。トークショーの最中も田中さんにぴったりと寄り添う「ソックス」に、田中さんは「いい子でしょう?落ち着きがあって優しくて人を受け入れる子なんです。私の方がソックスの持っているパワーを借りて、うまく役づくりができたと思う。感謝しています」と頭をなでながら褒めたたえ、仲の良さをアピールした。

 最後に田中さんは「犬を飼っていない人でも、日常生活で家族の愛の深さを感じたり、回りの人に感謝できる気持ちになるような映画に仕上がっている。ただ、絶対泣くと思うので、一緒に泣ける人と見てほしい」と話していた。

 映画「犬と私の10の約束」は3月15日より、「ミッドランドスクエアシネマ」をはじめ全国でロードショー公開。

田中麗奈さんに寄り添う犬の「ソックス」(名経フォトフラッシュ)ミッドランドスクエア開業1周年-トークショーに川島なお美さん(名駅経済新聞)「犬と私の10の約束」公式サイト

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