西警察署(名古屋市西区天神山町3)交通課は、前回、飲酒運転根絶のPRのために作製した、「飲んだら乗れん」と書かれた「のれん」の第2弾に次いで、一般向けに交通安全をPRする「タオル」を作製した。
前回作製されたのれんは、「飲んだら乗るな、乗るなら飲むな」という交通標語に合わせ「飲んだら乗れん」と書かれ、酒に縁が深い「のれん」と名古屋弁の「乗れーせん」とを組み合わせたもの。「反響はとても良く、数が足りなくなった」(同署担当者)といい、実際にのれんを取り扱う店舗から商品化の話も来たという。
タオルは、信号機の青・黄・赤をモチーフとしたデザインで、運転手らに「シグナル(信号)を発信したい」という思いが込められている。キャッチには、「シートベルトしてますか」「道路の横断見てますか」の言葉を添え、ドライバーに注意を促す。文字は、前回も依頼した女性書道作家の一ノ瀬芳翠(ほうすい)さんが書いたもの。作製本数は500本。
同署担当者は「歩行者から自転車、車の運転手まで幅広くシグナル(信号)を送りたいという思いで作製した」と話す。タオルは、4月6日から始まった「春の交通安全県民運動」のキャンペーンなどで啓発品として配布する。