2010年に開削400年を迎える堀川(錦橋~納屋橋)では、色とりどりの花やイルミネーションで装飾を施し堀川の景色を楽しむプレイベント「堀川フラワーフィスティバル2008」(名古屋市中区錦1)が開催されている。
期間中、フラワーガーデンでのナイトライブ、オープンカフェなど、くつろぎの空間を演出するさまざまな催し物を開催。ゴンドラ乗船やナイトクルーズも日数限定で行う(要予約)。
開催は、名古屋市が「環境・観光都市」を目指しており、名古屋城築城と同時に開削された「堀川」をシンボルとして国内外の来訪客にアピールするのが狙い。江戸時代、堀川は木材や米などを運ぶ水路として、また桜や桃が咲き誇る花見の名所として親しまれてきたが、時代とともに水質が悪化し、浄化対策をしてもまだ清流とはいえない状態にあるという。そこで2010年に向け、当時の清流やにぎわいを取り戻し、都心に流れる川の価値を理解してもらえるよう同イベントが企画された。
堀川沿いの住民・市民団体・学校などは、定期的に川岸のごみ拾いや除草を行い、毎年秋には「一斉大掃除」も行っている。堀川再生では、三井物産、トヨタ自動車、豊田通商、東和不動産、中部電力、アサヒビールなどの大手企業も支援している。
5月25日まで。
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