プロレス団体「でら名古屋プロレス」(名古屋市中区千代田4)が6月7日、Zepp Nagoya(中村区平池町4)でプロレス興行イベント「でら名古屋プロレス 旗揚げ興行 VS K-DOJO(千葉)」を開催する。
同企画は、東海地区出身のプロレスラーと千葉のプロレス団体に所属するプロレスラーとが対戦する名古屋主催のプロレスイベント。開催のきっかけは、同社の斉藤涼代表が運営するスポーツバー「Sportiva」(中区栄3)で常連客から「名古屋で今までになかったプロレスイベントを作ってほしい。名古屋のプロレス文化をもっと盛り上げてほしい」と頼まれたことだという。
試合は全5試合で、第1~3試合、セミファイナル、メーンイベントといった対抗戦を行う予定。同企画のオープニングではテーマソングを手がけた名古屋で活躍中の「VOMIT Wrath(バミット ロース)」が生演奏を行う。
出場選手は、でら名古屋プロレスから高木三四郎選手、高井憲吾選手、SHIGERU選手ほか、K-DOJOからは滝澤大志選手、TAKAみちのく選手ほか。メーンイベントでタッグマッチに挑む20歳の入江茂弘選手は「対戦相手が誰であろうと気合でガンガン立ち向かう。とにかく負けない!」と意気込みをみせる。
斉藤さんは「名古屋に全国から人が集まり、名古屋で誇れるイベントを作りたかった。今まで何度も選手を応援する観客の姿を見てきて、プロレスが好きでたまらないファンが純粋なプロレス(リング上での対抗戦)を楽しんでもらえるような企画を作りたいと思った」と話し、「将来的には、名古屋ドームで6万人が熱狂するくらいのプロレス興行イベントに成長させたい」と話す。プロレスがサッカーや野球のようにサポーターに応援してもらえるようなスポーツになればうれしい」(同)とも。今回の観客動員数は700人を超える見込み。
16時30分開場、17時試合開始。料金は、スーパーシート(最前列)=6,000円、指定席=5,000円、自由席=3,000円、でらヤングシート(18歳未満)=1,000円、小学生以下=無料、当日券=500円増。今後も2か月に1度のペースで開催を考えているという。