早朝から夜遅くまで営業しているカフェ&レストラン「ANY TIME(エニータイム)」(名古屋市中村区名駅1、TEL 052-533-3210)のモーニングメニューに10月2日から、新メニュー「バナナモーニング」が加わり、早くも話題を集めている。
「芋しゃち ほこほこ」を揚げ、ソフトクリームとセットにした「揚げしゃちソフト」
同店は、店名の通り「いつでもどんなときも、体にやさしく、安全でおいしい料理を提供する」をモットーに利用客の健康を第一に考えたメニューを多く取りそろえる。「木のぬくもりが感じられるような空間にまとめた」(同店)という店内には「焼きたて手作りピザコーナー」を設けるなど、視覚的にも楽しめる雰囲気作りを心がけている。
長野県の契約農家から仕入れる有機肥料から作った特別栽培野菜を使用したメニューも積極的に取りそろえ、「カジュアルにヘルシーメニューを味わえる店」(同店)を目指す。店舗面積は100坪で、席数は126席。
新しくメニューに登場した「バナナモーニング」は、まるごと1本のバナナにドリンクを付けたもので、価格は400円。ドリンクは、有機コーヒー・紅茶・オレンジジュースから選べる。同メニューは、「バナナが大好き」という同店店長の本間正朗さんの発案によるもの。
バナナ1本を提供することになったきっかけについて、同店を手がけるペッカリイ(東京都港区)ステーション&カフェ事業部部長の亀竹智恵美さんは「バナナは食物繊維やビタミンが豊富で、朝のエネルギー補給にもちょうどいい。最近は朝食を取らずに出かける人も多いので、気軽に立ち寄り、すぐに食べていただけるメニューとしてバナナはピッタリ」と話す。「お客様の中にはトーストとドリンクがセットになった『トーストモーニング』(400円)に単品のバナナ(100円)を合わせて食べる方もいらっしゃる」とも。
同店はモーニングメニュー以外にも、カレーやピザ、パスタ、キッシュなども取りそろえる。本間さんの「おすすめ」は、釜で焼いたナポリ風のハーフピザ「マルゲリータ」(500円)。サイズが直径15センチメートルなので「1人でピザを食べきるのにちょうどいいサイズ」(本間さん)という。ハーフピザは、テリヤキチキン、フロマージュなど全5種類を用意する。
一方、亀竹さんの「おすすめ」は北海道の興部(おこっぺ)牧場直送の生乳を使用したソフトクリーム(290円)で、「今まで食べたソフトクリームの中で一番おいしい」。「濃厚だが、さっぱりした味わいも楽しめる」とも。
同店には物販コーナーも併設し、同店だけで販売しているスイーツ「芋しゃち ほこほこ」(180円)も人気を集める。「企業秘密」(亀竹さん)という独自製法による「もちもち感」が特徴の皮で餡を包んだ。餡は、「金時いもあん」「紫いもあん」「黒ごまあん」の3種。店内では、同商品を揚げソフトクリームとセットにした「揚げしゃちソフト」(450円)の提供も。
営業時間は7時~23時(モーニングメニューの提供時間は7時~11時)。