360度回転する家-名古屋の一級建築士が考案、専門会社設立

360度回転する家のイメージパース

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 360度回転する家「Dio-ARC(ディオアーキ)」を設計した一級建築士の早川延幸さんは9月、同建築物の建築やコンサルティングなどを行う専門会社「Dio-X(ディオックス)」(名古屋市西区比良1)を設立した。

 ディオアーキは早川さんが自身の個人設計事務所で考案した建築物で、スピード調整を図りながら部屋を360度回転させ、外から入り込む光・音・香りなどの調節ができる。省エネや環境性能、快適性でも研究を重ね、従来の居住空間よりもさらに進歩した生活スタイルの提案が可能になったという。

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 研究は、早川さんが2003年に中国・上海でマンションの設計を受託した際に「最上階での展望が全ての部屋で楽しめたら良いのでは」と考えたことがきっかけで始まった。2005年には、回転する躯体の構造部に特許技術を採用し外気流入などの根源的な問題もクリアしたという。

 回転する部分は建物の外側・内側の両方で、360度の景観を楽しむ以外にも家具レイアウトや空間アレンジの幅が広がり、居住空間の使い方がより自由になった。

 同社は現在、会社設立を記念し同建築物の有効的な活用アイデアを一般から募集している。「あなたの家が360度回転したら?」をテーマにアイデアを送った人の中から最優秀アイデア賞を選び、賞金5万円を授与する。

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