名駅西に12月10日、江戸時代をコンセプトにしたカジュアルダイニング「夜なおし居酒屋 ねずみ小僧 名古屋駅西橋」（名古屋市中村区名駅2、TEL 052-453-0530）がオープンした。

　同店は、東海地区で人気の居酒屋チェーン店。利用客のプライベートを重視するため部屋は全室個室。赤と黒をテーマカラーとし江戸時代の遊郭をイメージした店内は「とことん楽しめる」（同店）空間演出にこだわった。また待合室にも「遊び心」を取り入れ、カップルが仲良く待ち時間を過ごせるよう占い本や小道具を用意。

　総席数は120席で、店舗面積は67坪。「みっちゃくカップルシート」は、2人がゆっくりと過ごせるよう設計士が座り心地を考えたソファを配置し、インターホンで料理を注文すると部屋にある小窓から料理を提供するなどプライベート空間を妨げない工夫を凝らす。また、「ラグジュアリー ソファ席」（22人収容）、「洒落た座敷」（40人収容）、「黄金のVIPルーム」（8人収容）などの個室を全19室用意する。

　メーンターゲットは、学生やビジネスマン。客単価は3,000円程度。同店広報担当者の石井さんは「提供する料理はボリュームがありおいしい。しかもリーズナブルなので若い方に人気」と話す。

　メニューは和風創作料理が中心で、「海老のまろやかマヨネーズ」（550円）、「アスパラベーコン」（480円）、「上海チャーハン」（550円）、「小僧ピザ」（780円）は石井さんの「おすすめ」という。

　ドリンクは、緑茶梅酒や京美人など5種類の梅酒（600円）やカクテル（13種、480円～）、ノンアルコールカクテル（6種、4000円）、ソフトドリンク(17種、280円～)などを豊富に用意する。

　石井さんは「名古屋で最初に全室個室の店を開いたこともあり、個室には相当のこだわりを持っている。和風と洋風を融合したスタイリッシュな空間が特徴。お客様は一度来店されると必ず気に入っていただけるので、隠れ家として当店を何度も利用してくださる方が多い」と話す。

　営業時間は17時～翌6時。