ウェスティンナゴヤキャッスル(名古屋市西区樋の口町3)は年明けから、スイートルームで同ホテルのレストランの料理を提供するプラン「suite dining(スイートダイニング)」を販売している。
10階にあるコンテンポラリー・ダイニング「クラウン」からは、名古屋城を一望できるが、日本料理の「西の丸」と中国料理の「柳城」は地下に位置し名古屋城を見ることができない。利用客からも「景色を見ながら料理を楽しめないのはさみしい」という意見もあり、「その要望をプランにした」(同ホテル広報担当者)という。「やるならば普通の客室ではつまらない。皇族や各国のVIPも利用するスイートルームで優雅な雰囲気を味わいつつ、料理を楽しんでもらえれば」(同)とも。
部屋は、通常料金30万円の「インペリアルスイート」(6人まで)または通常料金15万円の「サロンスイート」(8人まで)の2部屋のいずれか。料理は、和・洋・中(西の丸・クラウン・柳城)から選び、コース形式かブュッフェ形式で提供する。また、同ホテルが「愛・地球博」で運営していた迎賓館の再現メニューの提供も可能(料金は要相談)。
料金は、ランチ=8,000円(1人、11時30分~15時)、ディナー=15,000円(1人、17~21時)。それぞれ別途部屋代として3万円が必要。来年以降も続ける予定。