松坂屋は2月2日、松坂屋社長直轄の組織として「名古屋駅新店計画室」を設置したと発表した。同百貨店名古屋駅店が入居する名古屋ターミナルビルの解体によるJR東海の名古屋駅地区再開発計画を受け、新築後の再入居に向けて新店舗構想の提示、出店関連業務などを行う予定。
室長は、持ち株会社のJフロントリテイリングの松田伸治さんが就任。松田さんは、グループ全体の開発事業を管理する経営計画本部開発事業部に所属し、「銀座出店計画室長」も兼任する。
「名古屋駅店は、松坂屋の今後の成長・発展に極めて重要な場所。利便性が高く、地方からの利用客、ビジネスマン、買い物客など昼間人口も多い。引き続き名古屋の街へ情報発信し、街づくりに貢献するため、新ビルへの再入居を前提とし準備を進める」(Jフロントリテイリング広報IR部担当者)。
新ビルは、2011年度に着工し、2017年度末までの開業を目指している。