東急ハンズ名古屋店(名古屋市中村区名駅1、TEL 052-566-0109)7階フロア模型コーナーで現在、航空機アイテムや自衛隊グッズ集めたイベント「航空機特集~空が好き~」が開催されている。
同イベントは、以前栄エリアの東急ハンズで航空機グッズを扱ったイベントを行った際、好評だったことを受け、「旅行シーズンと絡めて航空機関連グッズを扱えば面白いのでは」と企画された。
旅客機グッズは、航空機パーツや航空会社のビンテージアイテム、ロゴ入りグッズ、機内で実際に使用されていた食器類、小物などが並ぶ。「アメリカの航空機グッズを専門に扱う輸入業者から仕入れた、日本ではめずらしい貴重なアイテムも多い」と担当の中村さん。
今は存在しないアメリカのパンアメリカン航空、通称「PANAM(パンナム)」のグッズは、ソ連や東ドイツなど当時就航していた国の国旗ピンバッチセット(37,000円)、ニューヨークのワールドトレードセンターが写っているポストカード(525円)などをそろえる。そのほか、空港の行き先表示板(25,000円)、飛行機のドアノブ、コクピットの計器類なども。
中でも目を引くのが、デルタ航空ファーストクラスのシート(2シート1セット275,000円)。中村さんは「シートにゆっくり腰掛けながらプロジェクターで滑走路の映像を見れば、臨場感たっぷり。空の旅気分を味わえるのでは」と話す。
また国内の自衛隊グッズや航空ショーで有名な「ブルーインパルス」グッズも好評という。各部隊で使用されている物と同じデザインのパッチ(2,500円)、基地で販売している土産品「撃まんじゅう」「撃せんべい」(共に1,050円)、子ども用のフライトジャケット(14,700円)などを販売する。
イベントが始まって1週間。売り場には40~60代の男性客が目立ち、売り上げも好調という。開催初日は、「オープン10時から珍しいグッズを求めてくる大勢の旅客機ファンでにぎわった」(同)と反響の大きさを振り返る。「良い品が集まれば同様のイベントを開きたい。貴重なアイテムがそろっているので興味のある方は、ぜひ見に来てほしい」(同)とも。
営業時間は10時~20時。今月15日まで。