フタバ株式会社(本社:愛知県名古屋市、代表取締役社長:市川隆史)は、喪中はがきに関するアンケート調査を実施しました。
【調査概要】
調査期間:2024年8月23日~2024年8月26日
調査機関:クラウドワークス
調査方法:インターネットでのアンケート調査
調査対象:20~70代の男女(年賀状のやり取りをしている方)
有効回答人数:200名
メールやLINEなどのデジタルツールが私たちの生活に浸透する中、喪中を知らせる方法にも変化の兆しが見え始めています。
フタバ株式会社は、この変化を探るべく、20~70代の男女200名を対象に「喪中の伝え方に関するアンケート調査」を実施しました。
調査では、メールやLINEで喪中の知らせを受け取った印象や、回答者自身が喪中になった場合、どのような手段で伝えるかについて調査しています。
今回の調査結果から見えてくる、現代社会における喪中連絡の在り方とは、どうあるべきなのでしょう。ぜひ最後までご覧ください。
- 25.3%がメールやLINEで喪中の連絡をしたことがある
(N=200,n=182単一回答。2024年8月日23~2024年8月26日に実施したインターネット調査による)
過去に喪中になったことがある人を対象に「喪中はがきの代わりにメールやLINEで喪中の連絡をしたことはありますか?」と尋ねました。
その結果、136人(74.7%)が「ない」と回答した一方、「ある」と回答したのは46人(25.3%)と、一定数存在していることがわかりました。
現時点では、喪中はがきでの連絡が主流である様子がわかります。
しかし、約4分の1の人がメールやLINEでの連絡を選択していることから、今後こういったデジタルツールでの喪中連絡が増えていく可能性もあるでしょう。
- メールやLINEで喪中の連絡を受けたことがある人は、全体の3割にのぼる
(N=200、単一回答。2024年8月日23~2024年8月26日に実施したインターネット調査による)
また、メールやLINEでの喪中連絡を受け取った経験がある人も、3割にのぼることがわかりました。
「喪中はがきの代わりにメールやLINEで喪中の連絡を受けたことはありますか?」という質問に対して、200人中、139人(69.5%)が「ない」、61人(30.5%)は「ある」と答えています。
さらに世代別の傾向を分析したところ、メールやLINEで喪中の連絡を受けた経験があると回答した人の割合は、40代が44.3%と最も高く、次いで30代が32.8%でした。
この2つの世代で全体の約7割を占めていることから、現代のミドル世代はデジタルツールを用いた喪中のお知らせに最も馴染みがあることがわかります。
一方、20代の割合は11.5%と比較的低くなっています。
この世代はまだ喪中のお知らせを出す年齢ではないことが影響しているのかもしれません。また、50代は8.2%、60代は3.3%と、年齢が上がるにつれて割合が低くなる傾向が見られました。
これは高齢世代ほど、デジタルツールよりも伝統的な紙の喪中はがきを好む傾向があることを示唆しています。
- メールやLINEの喪中連絡、大半の人はポジティブに受け止める
(N=200、単一回答。2024年8月日23~2024年8月26日に実施したインターネット調査による)
「喪中はがきの代わりにメールやLINEで喪中の連絡を受けた場合の印象」について尋ねたところ、最も多かったのは「何とも思わない」で、200名中115名(57.5%)がこの回答を選びました。
次いで、「どちらかと言えば悪い印象」が37名(18.5%)、「どちらかと言えばよい印象」が27名(13.5%)、「よい印象」が12名(6%)、「悪い印象」が9名(4.5%)でした。
「何とも思わない」を除外して分析すると、悪い印象(「悪い印象」と「どちらかと言えば悪い印象」の合計)を抱く人が46名(23%)、良い印象(「よい印象」と「どちらかと言えばよい印象」の合計)を抱く人が39名(19.5%)でした。
悪い印象を抱く人の方がわずかに多いことがわかります。
以下に、それぞれの回答を選んだ理由の一部を紹介します。
メールやLINEでの喪中連絡は手軽で良い!
「現代的で手軽でいいなと思う。」(20代女性)
「連絡が早くてスムーズだと思うから。」(20代女性)
「メールやLINEの方が手軽だし、近況も聞けたりするので。」(40代女性)
今の時代に合っている
「今どきはがきでなくてもいいと思う。状況が分かれば問題ないし、早くに知らせてもらったほうが準備する側としてもありがたい。」(40代男性)
「私は喪中であることが分かればいいですし、メールやLINEでの連絡は日常的になっているので、喪中はがきでなくても悪い印象は感じないです。」(40代女性)
「もう、年賀状なんかも含めて、ハガキなど使わない時代です。」(50男性)
連絡をくれる気持ちがありがたい
「急いで知らせてくれたのかなと思う。」(60代女性)
「大変な中連絡を入れてくれてありがたいと思ったから。」(30代女性)
「しっかり覚えててくれていたから。」(20代男性)
近しい人なら問題ない
「メールやLINEを使うということは、それなりに親しい間柄の人なので、別に失礼だとは思いません。」(40代女性)
「今はメールやLINEの方が連絡を取りやすいので、友人など近しい人ならそちらでのご連絡でも良いのかなと個人的には思っています。」(30代女性)
手間を省かれた感じがする
「挨拶を簡略化し過ぎていると感じる。」(30代女性)
「適当にされた感じがする。」(40代女性)
礼儀がなっていない
「礼儀がなってないし、そんな簡単にすませるものではないと思うから。」(40代女性)
「さすがに喪中の内容をネット経由で送るのは不謹慎なイメージがあるので。」(50代男性)
「やはりとても大事なことですので、そうしたことはなるべく最低電話で言葉など伝えてもらった方が良いです。」(40代女性)
軽い印象を受ける
「喪中ハガキが正式なイメージがあり、他の方法はやや軽い印象を受ける。」(40代女性)
「実際に受けたことはないが、やはり、電子ツールでは軽い感じがしてしまい、悪い印象を抱いてしまう。」(60代男性)
「趣がないと思います。」(50代女性)
メールやLINEでの喪中連絡に対する印象は、人によって大きく異なるようです。
「今の時代に合っている」「連絡がスムーズで良い」と肯定的に捉える意見がある一方で、「マナーとして適切なのか」「故人への敬意が欠けているのでは」と疑問視する声も根強くあります。
喪中連絡のあり方については、社会の変化と個人の価値観のバランスを取りながら、柔軟に対応していくことが求められるのかもしれません。
- 今後喪中になったら6割以上の人が「喪中はがきで知らせると」回答
(N=200、単一回答。2024年8月日23~2024年8月26日に実施したインターネット調査による)
「今後、あなたが喪中になった場合、喪中はがきの代わりにメールやLINEで喪中の連絡をしようと思いますか?」という質問に対し、200人中79人(39.5%)が「思う」と答え、121人(60.5%)が「思わない」と回答しました。
喪中になった際、従来通り喪中はがきを用いて連絡しようと考える人が全体の6割を超えているのです。
以下に、メールやLINEで喪中の連絡をしようと「思う」「思わない」それぞれの回答理由を紹介します。
年賀状の廃止を考えている
「年賀状の廃止も考えているので、この機会にメールやLINEでのやり取りにしようかなと思います。」(30代女性)
「もう、ハガキなど使わない時代です。メールや、ラインで連絡できるならそうします。」(50代男性)
手軽に済ませたい
「手軽に相手に状況を伝えられるから。」(30代女性)
「気を遣わせてしまっても申し訳ないので手軽に済ませたいから。」(20代女性)
「時短になりお金もかからないからです。」(30代女性)
友人にはLINEで知らせる
「親戚や上司には喪中はがき、親友や知り合いにはメール又はLINEにしようと思う。はがき代が値上がりしているし、メールやLINEのほうがスマホですぐに確認できるから。」(40代女性)
「相手との関係性に応じて、省略できるような相手であればメールやLINEで連絡をしようと思います。」(40代男性)
目上の人には喪中はがきを送る
「親しい間柄ならいいけど、目上の人にはダメな感じがするから。」(20代女性)
「年上の人には受け入れにくそう。」(30代女性)
「年齢層の高い方や上司には失礼になるから。」(20代女性)
メール連絡では相手に失礼
「相手方に失礼だし、キチンと喪中はがきを出すのが正しい礼儀作法だと思うから。」(40代女性)
「親族の死を軽んじているようで故人に申し訳ない気がするし、送る相手にも失礼にあたると思うから。」(40代女性)
「相手に対して失礼な感じがしますし、礼儀やマナーを軽んじる人と見られるのも嫌だから。」(40代男性)
はがきのほうが真心が伝わる
「メールよりもハガキの方が心がこもっていると考えるから。」(60代男性)
「冷たさを相手に与えてしまいそうだから。」(20代男性)
「肉筆で伝えてこそ、真心が伝わる。」(60代男性)
メールやLINEの利便性を重視する人がいる一方で、伝統的なマナーを尊重し、手書きの喪中はがきにこだわる人も多数存在する様子がわかります。
- そもそも喪中はがき文化は必要?不要?
(N=200、単一回答。2024年8月日23~2024年8月26日に実施したインターネット調査による)
「喪中はがき文化は必要だと思いますか?」という質問に対し、200人の回答者のうち、「必要」と答えた人は104人(52%)、「不要」と答えた人は96人(48%)でした。
この結果から、喪中はがき文化を必要だと感じる人が、わずかながら多数派であることがわかります。
以下に「必要」および「不要」と回答した人々の主な理由を見ていきましょう。
喪中はがき文化が必要と思う理由
「年賀状だけの付き合いの人がいるから。」(60代女性)
「昔からの習慣もあるので、今後も続けるべきだと思う。」(60代男性)
「LINEでの報告に賛成派ですが、高齢の方など携帯を持っていない、使い慣れていない方には紙で案内するのが適しているので、文化自体は必要だと思います。」(20代女性)
「メールやLINEの連絡先を知らない方もいるので、喪中はがきを送りたいと思うからです。それと、目上の方にはメールやLINEで知らせるのよりも、喪中はがきで知らせたいと思うので必要だと思います。」(40代女性)
喪中はがき文化が不要と思う理由
「年賀状文化も衰退してきているし、わざわざ喪中であるということを知らせなくてもよいと思うから。送ってこられても反応に困るから。」(30代女性)
「ハガキも値上がりしたり手間もかかり大変だから。」(20代女性)
「SDGsが叫ばれている昨今、資源を消費する文化だと思うからです。」(20代男性)
「年賀状も、もう何年も書いてない時代です。ラインで正月の挨拶しています。」(50代男性)
喪中はがき文化の必要性については、意見が二分する結果となりました。
伝統的な習慣として重要だと考える人がいる一方で、現代社会にはそぐわないと感じる人も多くいます。
今後、デジタル化の進展とともに、喪中連絡の方法も多様化していくことが予想されます。しかし、どのような方法を選ぶにせよ、故人を偲び、遺族の心情に配慮するという喪中連絡の本質的な意味を忘れてはならないでしょう。
- 喪中はがきをどこで買う?半数以上の人が「郵便局」と答える
最後に、「もし喪中はがきが必要になった場合、どこで購入しますか?」という質問を投げかけました。
回答者からは、以下のようなさまざまな購入先が挙げられました。
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「郵便局で普通はがきを購入し、自分で喪中はがきを作成します。」(40代女性)
「ネットで手頃なデザインのものを購入したい」(30代女性)
「コンビニ」(30代女性)
「文具専門店、スーパーの文房具コーナー、コンビニの文具コーナーなど。」(50代男性)
「お世話になった葬祭会社」(40代女性)
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喪中はがきの購入先は多岐にわたります。郵便局をはじめ、文具店や雑貨店、葬儀社や印刷会社など、さまざまな購入先が挙げられました。
実店舗での購入を考える一方で、インターネット通販の利用を検討する人も少なくありません。
インターネット通販は24時間購入可能で、宛名印刷などもできる点で、利便性を求める人に支持されているのでしょう。
- 手軽に高品質な「喪中はがき」を作るなら、フタバにおまかせ!
昭和47年創業フタバは、伝統的な高い印刷技術によって、高品質な喪中はがきを製作しています。
これまでお世話になった人へ、心遣いが伝わる喪中はがきを作成してみてはいかがでしょうか。
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▼詳細はこちら
https://futabanenga.jp/mochu/
- フタバ株式会社概要
【本社所在地】
〒466-0058 愛知県名古屋市昭和区白金二丁目4番10号
【代表者】
代表取締役 市川隆史
【事業内容】
年の始まりに贈る心ふれあう年賀状印刷サービスの提供
慶びお祝い時に贈るお祝い袋(ポチ袋)の企画販売
感謝の気持ちを添えて贈るキャラクターグッズ(ギフト)の開発
大切な思い出を形にするフォトブック(写真整理アプリ)の提供
【設立】
1972年2月
【WEBサイト】
企業HP:http://www.futabanenga.com/
年賀状印刷:https://futabanenga.jp/
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