定年退職後に起業した空調システム開発ベンチャーの株式会社FHアライアンス（本社：愛知県春日井市、会長：廣石 和朗／以下、FHアライアンス）は、パナソニック株式会社 空質空調社（本社：東京都港区、社長：片山栄一）傘下のパナソニックエコシステムズ ノースアメリカに技術供与し、米国初の空調方式として、当社が開発・提供している次世代全館空調システム「マッハシステム」が米国市場で2025年1月7日より販売を開始した住宅向け全館空調システム「OASYS（オアシス）」に採用されましたことをお知らせします。

なお、2025年1月7日～1月10日、米国ラスベガスで開催された世界最大級のテクノロジー見本市「CES 2025」にて、開幕初日にパナソニックグループCEOの楠見雄規氏が登壇され、オープニングキーノートで「OASYS（オアシス）」について紹介されました。
本会見の詳細につきましては、以下のURLを参照ください。
https://news.panasonic.com/jp/press/jn250108-6
オープンキーノート動画　※OASYSについて紹介(54:20～57:40)
https://www.youtube.com/live/o5aL2IWeESg
　
FHアライアンスは、 “これからの家づくりを考える”（＝future houseの略でFH ）という意味を込めて2012年に設立。「省エネルギーで数世代に渡って住み続けられるより良い住宅」と「住まい手にとってより健康的で快適な空気環境」を掲げ、居住用空調システムを開発・提供しています。
　
当社が開発し、2012年に特許を取得したマッハシステムは、ルームエアコン１台で冷暖房ができ、同時に換気、空気浄化、除湿を行うことができる世界に類を見ない「大風量・小温度差」の次世代全館空調システムです。マッハシステムは、その高い省エネルギー性能が認められ、「2022年度 省エネ大賞」において「省エネルギーセンター会長賞」を受賞しています。

【マッハシステムが採用された背景】
米国では脱炭素社会の実現に向けて、これまでより一層省エネ性の必要性が増し、住宅の気密性、断熱性の高度化に付随して、人々の換気に対する意識、ニーズが高まっています。そうした米国での省エネや換気への意識が高まる中で、これまでの米国市場にはないマッハシステムの高い技術力と省エネルギー性が評価され、全館空調システム「OASYS」に技術供与することになりました。

全館空調システム「OASYS」に関する発表および詳細は、以下のURLを参照ください。
https://news.panasonic.com/jp/press/jn250108-4

FHアライアンスは、今後も住まい手に安心・安全で快適な住環境を提供・開発してまいります。

※1:ルームエアコン、熱交換気ユニット、搬送ファンを用いた全館空調システムについて。パナソニック株式会社 空質空調社調べ。
※2:従来空調方式:住宅性能IECC2015相当、空調…ヒートポンプ式冷房(SEER2 14.2)+ガス式暖房機器(80％AFUE)。OASYS:住宅性能OASYS要求仕様相当、空調…冷暖房ともに当社ルームエアコン+搬送ファン。(ガスによるエネルギー使用量を電気エネルギーに変換して試算。）

【全館空調システム「OASYS（オアシス）」のイメージ図】



【パナソニック株式会社 空質空調社】
パナソニック株式会社 空質空調社は、換気扇や空気清浄機などの換気送風機器や、家庭用エアコン・業務用空調機などの空調機器、ヒートポンプ式の給湯機や温水給湯暖房機（A2W）をグローバルに展開しています。ブランドスローガン「空気から、未来を変える。」を掲げ、100 年を超える歴史の中で培ってきた空気と水のテクノロジーをかけ合わせ、社会とお客様起点で、健やかな人と地球の未来の実現に貢献します。
https://panasonic.co.jp/hvac/corp/

【 株式会社FHアライアンス】
大手メーカーを定年退職後2012年に設立したFHアライアンスは、全館空調システムのマッハシステムを中心に、空調システムを開発・提供。現在、全館空調システムのベンダーにおいてYUCACOシステムと合わせて全国3位のシェア※を占めています。※2024年富士経済「HVAC機器・関連ビジネス市場の全容2024」（2023年実績・FHアライアンス/YUCACO推進機構）

社名: 株式会社FHアライアンス(Future House Alliance)
会長:廣石 和朗
所在地:愛知県春日井市藤山台8丁目11番地７
電話番号:0568-29-7282
公式HP:https://fh-a.net/