リリース発行企業:東海国立大学機構機 名古屋大学 ディープテック・シリアルイノベーションセンター
名古屋大学ディープテック・シリアルイノベーションセンター(通称:Dセンター)は、アートディレクター・千原徹也氏(株式会社れもんらいふ代表)と連携し、新たな学びの場「原宿大学」をスタートいたします。
「原宿大学」は、「大学教育にカルチャーをインストールする」をコンセプトに、既存の学問領域に留まらず、多様なジャンルを融合しながら、これからの時代を生き抜くアントレプレナーシップや創造力を育てるプロジェクトです。
2024年3月に東京・原宿で開催されたローンチイベントに続き、本プロジェクトの名古屋における第一弾セッションを、5月9日(金)に名古屋大学にて開催いたします。
開催概要
イベント名: 原宿大学 1st SESSION in NAGOYA
日時: 2025年5月9日(金)18:00-21:00 受付17:30から
会場: 名古屋大学 EI創発工学館2F FUJIホール
〒464-8603 愛知県名古屋市千種区不老町
アクセス:https://www.engg.nagoya-u.ac.jp/access/
参加費: 無料
定員: 学生140名・社会人35名 計175名
※名古屋大学以外の大学に在籍する学生の方も参加可能です。
参加申し込み
▽学生用申込フォーム
▽社会人用申込フォーム
タイムテーブル
18:00~18:30
トークセッション
「原宿大学とは」
登壇者:宇治原徹、千原徹也
18:30~19:30
トークセッション
「これからの大学教育に必要なもの」
登壇者:宇治原徹、千原徹也、田村淳、前刀禎明、江連千佳、天野浩
19:30~21:30
交流会(参加自由)
本セッションでは、「これからの大学教育に必要なもの」をテーマに、名古屋大学Dセンター センター長・宇治原徹教授と、アートディレクター・千原徹也氏が対談。さらに、異分野で活躍する豪華ゲストを迎え、多角的な視点から教育とカルチャーの融合を探ります。トーク終了後には、登壇者と参加者との交流会も予定しています。
前回の原宿大学ローンチイベントの様子は、以下をご参考ください!
▽前回3/22開催のプレスリリース
▽前回開催レポート
登壇者プロフィール
宇治原徹名古屋大学 ディープテック・シリアルイノベーションセンター センター長/未来材料・システム研究所 教授
2000年、京都大学博士(工学)修了。2004年、名古屋大学大学院工学研究科結晶材料工学専攻の助教授を経て、2010年、名古屋大学大学院工学研究科マテリアル理工学専攻の教授に就任。ディープテック・シリアルイノベーションセンター センター長。放熱素材を開発する株式会社U-MAPの取締役CTO、マテリアルズ・インフォマティクスを推進するアイクリスタル株式会社、株式会社UJ-Crystalなど複数のベンチャーを設立。国立研究開発法人産業技術総合研究所 中部センターGaN窒化物半導体先進デバイスオープンイノベーションラボラトリ ラボ長(クロスアポイントメント)。国立研究開発法人理化学研究所 革新知能統合研究センター 客員研究員。
千原徹也アートディレクター/株式会社れもんらいふ代表
1975年京都府生まれ。2011年に、デザイン会社れもんらいふを設立。広告(H&Mや、日清カップヌードル×ラフォーレ原宿他)ブランディング(ウンナナクール他)、CDジャケット(桑田佳祐 「がらくた」や、吉澤嘉代子他)ドラマ制作、MV、CM制作など、さまざまなジャンルのデザインを手掛ける。長年の夢、映画監督としての作品「アイスクリームフィーバー」が2023年7月に公開。2024年には、東急プラザ原宿「ハラカド」に、事務所を移転させ、オープンな場所でのコミュニティ、ショップ、スクールなどが融合した新しい形のデザイン会社に取り組んでいる。
ゲスト
田村淳タレント
1973年12月4日生まれ、山口県出身。1993年、ロンドンブーツ1号2号結成。コンビとして活躍する一方、個人でもバラエティー番組に加え、経済・情報番組など多ジャンルの番組に出演。300万人超のフォロワーがいるX(旧Twitter)、YouTube「田村淳のアッシュch」の開設、オンラインコミュニティ「田村淳の大人の小学校」を立ち上げるなど、デジタルでの活動も積極的に展開。2019年4月に慶応義塾大学大学院メディアデザイン研究科に入学、2021年3月修了。お城が好きで現在11城の観光大使を務めており、全国制覇を目指す。タレントの枠を超えて活躍の場を広げている。
前刀 禎明ディアワンダー株式会社 代表取締役CEO & CWO
ソニー、ベイン・アンド・カンパニー、ウォルト・ディズニー、AOLなどを経て、アップル 米国本社副社長 兼 日本法人代表取締役に就任。スティーブ・ジョブズ氏に託された日本市場で危機的であったアップルを復活させた。 リアルディアでは、セルフイノベーション事業を展開し、企業のトランスフォーメーションを支援。新たな挑戦として設立したディアワンダーでは、AIを創造的に活用する「DEARWONDER+」を開発。CQ(好奇心・創造性指数)を高めて未来を創造するCreative Desireを育むワンダーラーニング事業を開発している。リアルディア代表取締役CEO、AI inside取締役を兼務。
天野 浩名古屋大学 未来材料・システム研究所 教授
1988年4月 名古屋大学工学部助手、1992年4月 名城大学理工学部講師、助教授を経て2002年4月 名城大学理工学部教授。2010年4月 名古屋大学大学院工学研究科教授。2015年10月 名古屋大学未来材料・システム研究所未来エレクトロニクス集積研究センター長・教授に就任。 2014年、文化功労者顕彰、文化勲章受章。また、故赤崎勇博士、中村修二カリフォルニア大学サンタバーバラ校教授と共に「高輝度、省エネルギーの白色光源を可能とした高効率青色発光ダイオードの発明」にて2014年ノーベル物理学賞を受賞した。現在は、名古屋大学において高効率パワー半導体など新たな省エネルギーデバイスの創成に向けた研究を進めている。
江連 千佳非営利株式会社ピロウ 代表取締役
東京大学大学院修士課程
2000年東京生まれ。2021年、ショーツをはかないリラックスウェア、”おかえり”ショーツの販売会社として株式会社Essayを起業、代表取締役に就任。2024年”おかえり”ショーツ事業をソーシャルM&A(R)?し、株式会社Essayを非営利株式会社ピロウに変更。科学・技術の社会実装におけるジェンダーギャップの解消に取り組む。また、起業の経験を踏まえ、フェムテックの社会的影響についてアカデミックにも探究し、研究は学会発表で受賞するなど評価を受けている。
【宇治原徹コメント】
なぜ「原宿大学」なのか。原宿には、誰もが自分らしくいられて、肩書きや常識を超え、まだ名前のないものが生まれていく--そんな軽やかでポップな創造のエネルギーがあります。私は大学という場にも、その空気が必要だと感じています。
学生や教員が、研究や知識のみならず社会を動かすアイデアを、あたかも作品のように発信できる。そんな“カルチャー”が根づけば、大学はもっと自由で開かれた場所になるはずです。
ただ、それをどう実現するかは、まだわかりません。そんな中、原宿大学は名古屋大学Dセンターと千原徹也さん(れもんらいふ)との共同で始めた「未来の大学を探る実験プロジェクト」です。
当日は、様々なゲストとの対話の中からその未来像を模索します。学生の皆さんにこそ参加してほしい。そして、大学に関わるすべての人が「自分も何か始めてみよう」と思えるきっかけになればと思います。
関連リンク
名古屋大学 Dセンター公式サイト
原宿大学HP
本件に関するお問い合わせ
名古屋大学 ディープテック・シリアルイノベーションセンター
担当:広報・コミュニティマネージャー 山本有里
Mail: yamamoto.yuri.w4@f.mail.nagoya-u.ac.jp