名古屋駅西地下街「エスカ」に4月8日、名古屋名物・手羽先の空揚げで知られる「風来坊」(名古屋市中村区椿町6、TEL 052-459-5007)がオープンした。
風来坊は、中区栄や千種区、名東区など名古屋を中心に出店するが、名駅地区への出店は同店が2店目。以前から、「名駅近くの店舗はないかという問い合わせが多かった」と松岡社長。地元ビジネスマンから観光客、出張客、海外からの旅行者までをターゲットに据える。「ゴールデンウィークは特に家族連れや観光客でにぎわうことを予想している」という。
店舗面積は19.04坪で、テーブル40席、カウンター5席を用意。メーンの「手羽先唐揚げ」(5本420円)のほか、「手羽ギョーザ」(3個500円)、ささみ肉に大葉とワサビを挟んだ「かくしわさび」(600円)、「エビフライ」(1尾600円)、「ターザン焼」(980円)などを提供。ドリンクは、ビール(中530円)、グラスビール(280円)など。
同店は、風来坊で初めてランチタイムからの営業を行う。手羽先風にタレで味付けした鳥モモ肉をのせた「風来坊丼」は同店オリジナルメニュー。そのほか、「チキンカツ定食」「エビフライ定食」(すべて980円)など。「風来坊丼」はテークアウトも用意し、新幹線の中でつまんで楽しめるように「手羽先唐揚げ」を付けるという。
テークアウトでも提供する風来坊の「手羽先唐揚げ」は、これまでも近鉄パッセ内のテークアウト専門店で販売していたが、閉店時間が20時30分だった。22時まで営業する同店出店で、22時台の東京行き最終新幹線の時間まで購入できるようになった。
エスカは、ひつまぶし、きしめん、みそカツ、名古屋喫茶文化の「コメダ珈琲」、「大須ういろ」など名古屋グルメがそろう施設。これまでは名古屋メシの代表の一つ「手羽先」がなかったことから、「これでほとんど名古屋メシはそろった。テークアウトにも期待している」とエスカ営業部の加藤さん。
営業時間は11時~22時。