名古屋駅に「おしゃべり自販機」名古屋弁バージョン

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ダイドードリンコ(大阪府)は5月17日、名古屋中央地下通り「ファッションワン」(名駅1)入り口横(地下鉄名古屋駅11番、12番出口付近)に「おしゃべり自販機名古屋弁バージョン」を設置した。同機は、「おしゃべり自販機方言対応バージョン」の一つで、4月中旬より名古屋市内の地下鉄構内をはじめ、青森では「津軽弁バージョン」を、福岡では「博多弁バージョン」の合計3機種を新規導入している。導入台数は、各エリア50台で合計150台を予定。名古屋市内には、現在約40台弱を設置している。「おしゃべり自販機」は、通常の自販機に言葉を喋る機械を新たに設置するもので、ユーザーとのコミュニケーションを目的として企画され、2000年に挨拶など50パターンの言葉を喋る「標準語バージョン」が初登場し、その後2003年に「関西弁バージョン」、2005年に「外国語バージョン」を追加するなど喋る機能をアップさせ、設置場所でも高稼働率を誇っている。同社は、さらなる地域密着型の営業を重視するため「方言対応バージョン」の追加が実現した。方言は、全国でも知名度が高く、比較的わかりやすい「津軽弁」「名古屋弁」「博多弁」を採用したという。「名古屋弁バージョン」は、「いりゃあせ(いらっしゃいませ)」「今釣り銭きらしとるもんで」「売り切れだで、いかんがね」「釣り銭忘れんでちょ」「今日も会えて、どえりゃあ嬉しがやー!(今日もお会いできてとても嬉しいです)」「やっとかめだがやー、元気しとったきゃ!(お久しぶりです、お元気でしたか)」など、約40パターンの方言を喋り、季節や年中行事によって「今日もどえりゃあ暑いでいかんわー。冷たゃあジュースでも飲もみゃあー!(今日もとても暑いですね。冷たいジュースでも飲みましょう)」「年末だがやー!年越しのまわしは大丈夫きゃ?(年末ですね、年越しの準備は大丈夫ですか)」などの方言も喋るという。ダイドードリンコ開発本部マーケティング部の小林さんは、「自販機による売り上げが約9割を占めているため、各地域に設置した自販機が地域に愛される存在になるように、今後も『地域密着型』の営業展開を重視していきたい」と話している。「方言対応バージョン」自販機は、前面右側に方言対応バージョンを示すステッカーが貼付されている。
ダイドードリンコ

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