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ルーセント北にさぬきうどんセルフ店-「豊橋風クリーミーカレーうどん」も

オリジナルメニューの「クリーミーカレーうどん」(手前)、カレーうどんの下にとろろとごはんが隠れている「豊橋風クリーミーカレーうどん」(奥)

オリジナルメニューの「クリーミーカレーうどん」(手前)、カレーうどんの下にとろろとごはんが隠れている「豊橋風クリーミーカレーうどん」(奥)

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 セルフサービスのうどん店「さぬきうどん麺房’s(めんぼうず)」(名古屋市西区牛島町2、TEL 052-563-5510)が3月23日、名古屋ルーセントタワー北にオープンした。

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 店舗面積は22.6坪。カウンター28席と、ボックス席(6席)を設ける店内はカフェのような明るい内装デザインでジャズが流れる。

 もとは両親から引き継いだがファストフード店を経営していた同店オーナーの川地さん。3年ほど前から「ファストフード店の経験を生かした別のセルフサービス店を開きたいと考えていた」といい、当時ファストフード店の社員だった西片さん(=同店店長)を誘い、香川でさぬきうどんを勉強することを決意。別々の店で約1年間修行した後、名古屋の店で約半年の修行を重ね同店を開いた。

 「修行した店ではだしの作り方などは舌で盗んで覚えるものだった。いざ自分たちで作ってみるとうまく行かず、何度も何度も失敗を繰り替えした」と川地さん。「コシのあるもっちりとした食感」の麺は、香川産の小麦粉を使った自家製麺。北海道産利尻コンブと、焼津産、枕崎産のカツオ、瀬戸内海産、長崎産のイリコを使うだしは、「かけだしは、まろやか。ぶっかけだしは、パンチがある」。

 主なメニューは「かけうどん」「ぶっかけうどん」(以上、並290円、大390円)、「釜揚げうどん」(並300円、大400円)、「肉うどん」(並500円、大600円)など。「かけうどんは約1分で提供できる。ビジネスマンの方などにさっと取ってもらえるメニュー」。

 オリジナルメニューの「クリーミーカレーうどん」(並690円、大790円)は、肉、玉ネギ、フルーツ、牛乳、生クリームをだしにブレンドして作ったもの。「クリーミーな中にもスパイシーな味が利いている。生クリームや牛乳が分離してしまいやすく分量に苦労した」(西片さん)。そのほか、豊橋のご当地グルメで近年話題を集めている「豊橋カレーうどん」をアレンジした「豊橋風クリーミーカレーうどん」(810円)も用意。カレーうどんの下にはとろろ、その下にごはんが入っている。

 そのほか「きつねあげ」(100円)、「温泉タマゴ」(60円)などのトッピングメニューや、だしで炒めたスパムを使った「スパムおにぎり」(160円)、「エビ天」(120円)、「かきあげ」(130円)、「ちくわ天」(100円)などのサイドメニューもそろえる。洋服を汚さないように紙エプロンも用意。

 利用客は回りのオフィス街のビジネスマン、OL、専門学校生などが中心。「何も告知しないでオープンしたため最初は苦労した。今ではリピーターも現れ始め、1日2~3回ご来店いただき、最高5杯召し上がったお客さんも」と川地さん。「地域に愛される店になりたい。『クリーミーカレーうどんを食べに行こう』といった目的を持って来店いただけるようになれば」と西片さん。

 営業時間は11時~15時、17時~21時。日曜定休。

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