円頓寺エリアの五条橋付近に和洋創作料理をメーンに提供する居酒屋「くりさん」（名古屋市西区那古野1、TEL 052-551-3073）がオープンして1カ月が過ぎた。オープンは3月14日。

　2フロアで構成する同店の店舗面積は20坪。席数はカウンター、テーブル合わせ30席を設ける。古民家を改築した店内は、1階にフルオープンキッチンを設け、「ほっこり落ち着いた」空間が広がる

　店主は、フランス料理店で5年、創作居酒屋で4年半修行し、いつか独立することを目標に腕を磨いて来たという栗木敦史さん。愛着ある自分のあだ名「くりさん」を店名にした。メーンターゲット層は30代前後～40代。

　「居酒屋でありながら、ほかとは違うことを」と店舗は和風造りだが、提供する料理はフランス料理をベースにした創作料理。栗木さんはシェフ服に身を包みキッチンに立つ。「料理は全て手作り。フランス料理のだしとも言える『フォンドボー』は6日かけてじっくり仕上げる」という。

　主なメニューは、「肉詰めトマトオープン焼き」（500円）、「フォアグラのソテーバルサミコソース」（980円）、「ししゃものくんせい」（380円）、「自家製のロースハム」（680円）、「パテとレバーのパイ包み」（880円）など。「フォンダンショコラとバニラアイス」（480円）、「スウィートポテトとバニラアイス」（480円）などの手作りスイーツも。グラスワインは、赤・白・スパークリングを取りそろえ、1杯400円～。

　オープンして1カ月。平日はサラリーマンやOLが中心、週末はカップルや近くに住む人たちなどが訪れるという。「随時メニューを入れ替えながら、何度でも足を運びたくなるような空間にしていきたい」と話す。

　営業時間は17時～24時（ラストオーダー）。月曜定休。