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円頓寺に一宮の焼き鳥店「とりこころ」-名古屋初出店、酒は醸造酒メーンに

焼き場が目の前にあるカウンター席

焼き場が目の前にあるカウンター席

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 焼き鳥と醸造酒をメーンに扱う「炭火やきとり とりこころ 円頓寺店」(名古屋市西区那古野2、TEL 052-541-1556)が2月23日、明道町交差点付近にオープンした。

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 4年前にオープンした一宮の焼き鳥店「炭火やきとり とりこころ」が名古屋に初出店した同店。「名古屋駅にもほど近く、下町の良さも残るこのエリアに出店を決めた」と店主の岩田さん。2階建ての同店の店舗面積は約30坪。1階はカウンター8席、掘りごたつ席5卓20~25席、2階は「接待や会議などの利用と、コース料理の利用客を想定した」10席の個室と離れ個室(要相談)を設ける。店内には、欄間や額に入れた手ぬぐいを飾るほか、「実際に使う」という火鉢を置くなど、町家や旅館をイメージした雰囲気に仕上げたという。

 「朝引きの奥三河の若鶏をはじめ、稲沢市の農家から仕入れる野菜、岩倉市から取り寄せる卵など、できるだけ近くでとれる地元の素材を使う」と岩田さん。「つくね」「きも」「かわ」「もも」などの焼き鳥は100円から(オーダーは2本から)。そのほか、「ふりそで(手羽元)」「そらりす」(以上250円)、「くだ(心臓の動脈)」(150円)、「自家製とりウインナー」(250円)などの「鳥珍味」も提供。「きも」「ささみしもふり」「心ぞう」「むね肉」などの刺し身は500円から。手羽先やつくね、季節の野菜を煮込んだ「こころポトフ」(980円)、「自家製加熱ハムの春菊サラダ」(880円)なども。「きんかん蜜煮とバニラアイス」(400円)などのデザートも手作りだという。

 「さらっとしているのでしめにちょうどいい」という鶏ガラを7時間煮込んで作ったスープを使った「とりそば」(650円)、「とりぞうすい」(並550円、大750円)、「親子丼」(並550円、大700円)などのご飯物も充実させる。コースメニューは3,000円~6,000円で、コースにより串、鍋、とりしゃぶしゃぶ、鶏の刺し身などが付く。

 ドリンクメニューは、純米酒とワインをメーンに取りそろえた。「知名度が上がってきている」という愛知県津島市の純米酒「長珍」のほか、「鷹勇」「神亀」などのブランドの中でも複数の銘柄を用意。価格は500円~1,400円。ワインは自然派ワインを取りそろえ、山梨、長野、北海道などの国産ワインに力を入れるほか、イタリア、フランスなどのワインも用意。そのほか、梅酒(500円~680円)、焼酎(400円~1,400円)も。

 店内では、酒と焼き鳥を楽しむ「ワイン会」(4月4日開催)、「純米酒会」などのイベントも開く。「純米酒の会では、火鉢でお酒を温めて熱燗(あつかん)にしようと考えている」とも。ゴールデンウイーク明けからはランチの提供も予定している。

 営業時間は17時~24時すぎ。

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