名駅・堀川沿いに炭火焼き鳥店「とりまる」-コストと新鮮さのバランス売りに

炭火焼き鳥店「とりまる」店内の様子。

炭火焼き鳥店「とりまる」店内の様子。

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 名駅5丁目堀川沿いに1月26日、焼き鳥店「とりまる 納屋橋店」(名古屋市中村区名駅5、TEL 052-564-4022)がオープンした。同店は春日井を中心に展開しているが、名古屋出店は初めて。経営は鳥丸フードサービス(春日井市)。

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 店舗面積は約65坪。店舗は2フロアで構成されており、カウンター席12席、テーブル席14席、掘りごたつ席(個室)40席、座敷28席を設ける。店内は木目を基調とした和空間が広がる。コアターゲットは30代以上のビジネスマンで、個室があるため女性客の需要も見込む。

 「焼き鳥は手ごろな値段でおいしくなければ」とオーナーの小柳出さん。「コストパフォーマンスが良く、新鮮なものを」と朝引きの地元産「奥三河鶏」を直接仕入れる。「奥三河鶏は歯ざわりが良く、かめばかむほどうま味が味わえる」とも。豚肉も「甘みがあっておいしい」という地元産「やまとん」を使う。客単価は3,000円以内に設定し、3千円を超えたらメニューを見直し、必ずお釣りが出るよう配慮するという。

 カウンター前にはその日に手打ちした何百本もの串が並ぶ。全メニューの6割以上を占める串焼きは60種類あり、備長炭で焼き上げる。つくねは食感を出すため練ってから半日寝かし、焼き鳥は一般のものよりボリュームを出すなど工夫する。串焼きは鶏もも・豚ねぎま(以上180円)、月見つくね・手羽先(以上150円)、皮(100円)など1本100円から取りそろえる。

 そのほか鶏ユッケ(580円)、鶏の刺身3点盛り合せ(680円)などの刺身料理や一品料理、サラダ、揚げ物、オーブン焼き、ご飯物、デザートなども提供。ドリンクは生ビール(中=500円)、ハイボール、サワー、カクテル、梅酒、ワイン、焼酎、ウイスキー、日本酒、ソフトドリンクを用意する。

 「地元の人とワイワイやるのが楽しい」と小柳出さん。「春日井の商店街にある1号店ではクリスマスの飾り付けなど町内行事にも積極的に参加し、地元密着な店舗運営をしてきた」という。「土地柄難しいかもしれないが、名古屋の地でも地元の方たちと交流し何か面白いことができれば」と笑顔で話す。

 営業時間は16時~翌5時。

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