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名鉄百貨店本店にクリエーターによる限定ショップ-洋服・カレンダーなど

独特のデザインのウォッチブランド「ヌーカ」

独特のデザインのウォッチブランド「ヌーカ」

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 名鉄百貨店本店(名古屋市中村区名駅1)本館3階のイベントスペース「ザ・ステージ」で現在、世界を舞台に活躍するクリエーターによるプロジェクトショップ「SET in meitetsu」が開催されている。

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 SETは、洋服のほか、さまざまなクリエーターによるプロダクトを集めたバイヤー向けの東京の展示会が好評だったことをきっかけに、一般消費者向けに作られた企画。東京で人気を高める同企画が名古屋に初進出した。

 名古屋での運営を担当するのは、セレクトショップ「ナラストア」(東区泉1)代表の小川さん。扱うブランドから名古屋での開催を相談されたことをきっかけに、ゴールデンウイークに開催した名古屋パルコ、今月末まで開催中の「ナラストア」、今回の名鉄百貨店本店で開催のキャラバンを展開した。「名鉄百貨店本店は改装で新しいフロアもでき、新しいお客さんも来るということで企画を提案した。とても意欲的に取り組んでいただき今回の実施が決定した」と小川さん。

 会場には、東京のコレクションで発表を続けるブランド「タイニーダイナソー」、代官山と原宿に店を構えるアクセサリーブランド「アクビ」、ニューヨークの時計ブランド「ヌーカ」などを中心にした個性的な洋服、靴、バッグ、アクセサリーなどをはじめ、時計、食器、雑貨類、全500アイテムが並ぶ。商品にはブランドコンセプトや商品説明を記したカードを添えて展示。

 ユーモアなモチーフが特徴の「アクビ」は、ひげの形をしたネックレス(3,990円)、人類の進化をモチーフにしたアクセサリー(ブローチ6,090円など)、矢が刺さったハートをモチーフにした立体的なピアス(3,675円)などを展開。「ヌーカ」の時計は、時間を数字ではなく棒グラフや円状のパターンで表示する独特のデザイン。「時間は過ぎていくものという観念を、積み重なっていくものという意識や価値観の変化を与えてくれるデザイン」(小川さん)。

 過去約20数年の日めくりカレンダーをバラ売りで扱う「day shop」は、そのアイデアでグッドデザイン賞を受賞。「日めくりカレンダーはすぐに捨ててしまうもので、当然もうどこにも売っていない」。それぞれの特別な「日」を買うことができる。商品は「1978年8月30日 王、800号ホームラン」(2,625円)、「1995年7月7日 平成7年7月7日」(3,150円)、「2001年1月1日 21世紀最初の日」(31,500円)など。価格はそれぞれ異なり、「みんなにとって特別な日」には高額な値段が付く。それぞれの「日」は一点もののため、すでに売り切れている日も。店頭で問い合わせができる。そのほか紙飛行機型の便せんなども。

 「面白いファッションアイテムは、話すきっかけやコミュニケーションを促すアイテムになる。作り手に思いをはせるような、面白いデザインやコンセプトのアイテムをそろえた」と小川さん。

 営業時間は10時~20時。5月31日まで。

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