ドーマン・アイシー(名古屋市中区丸の内2)が運営する名古屋の女性向けブログポータルサイト「ラブ名古屋」とデンマークの町並みを再現したテーマパーク「デンパーク」(安城市)は10月1日、「ママブロガー」の声を生かしたコラボレーションスイーツの期間限定販売を開始した。
コラボレーションスイーツは、デンマーク産のクリームチーズと北海道産のチーズを使ったフロマージュクリームを添えたシフォンケーキ。ケーキは、純国産鶏の「さくらたまご」や「太白ごま油」などの「こだわりの素材」を使う。
来年15周年を迎えるデンパークが新しい取り組みとしてラブ名古屋とコラボし、「ママの声を生かし、デンパークを楽しい場所にしていきたい」という思いで、「ハピ☆ママ プロジェクト」を立ち上げたのが始まり。「ラブ名古屋」と東海エリアのママネットワーク「キラキラママプロジェクト」のブロガーらが参加し、デンパークに出向き現地視察や、ママ座談会などのステップを踏み、スイーツのアイデアを練っていった。
参加者からは、「デンマークや地元・安城にちなんだ素材を使いたい」「パーク内に咲くきれいな花をモチーフにしたい」「小さい子どもにも食べやすい小さい焼き菓子」「子ども用、大人用に味を分けたスイーツも面白いのでは」などの意見が出た。結果、デンマークらしいものを使うことから、名産品のチーズを使ったスイーツに決定。「家族みんなで、また子どもがたくさん食べられるようなボリュームがあり、手軽でお値打ち感がある」をコンセプトに据えた。
商品開発を手掛けたのは、「極上プリン」などを販売する「スイーツマジック」(中村区鳥居通5)。上がってきたアイデアを基に「デンマークをイメージし、シンプルで素朴なものに仕上げたいと考えた。ほかにはないようなスイーツを目指した」と担当の伊藤さん。レアチーズケーキ、シフォンケーキとチーズクリームなど約10種類を試作。その中でも、フロマージュクリームを付けて食べるシフォンケーキが全員一致で大絶賛だったという。「味や食感など細かい部分まで意見を頂いた。『生』の声のシビアで、リアルな意見を聞けたのが貴重だった」(伊藤さん)と振り返る。「子どもの手でちぎって食べられるし、手を汚す心配がないなどの好意的意見も多かった」と同企画担当の熊谷さん。
価格は1,400円。デンパークの花の大温室フローラルプレイス内「トーべおばさんの食料品店」で販売する。11月6日まで。