名駅南に、おでんと空揚げを看板メニューに据えた居酒屋「柳ばし きて兆」（名古屋市中村区名駅1、TEL 052-755-0455）がオープンして1カ月以上が過ぎた。オープン日は5月30日。

「柳ばし きて兆」店内

　店舗面積は18坪で、テーブル席、カウンター席合わせて31席を設ける。「大衆的なイメージの居酒屋」と店長の山本さん。料理、水割りなどのメニューに全てに山梨県北斗市の白州の天然水を使っているという。名駅かいわいで働くサラリーマンや単身者も多いため、帰りがけに軽く一杯、という利用が多い。

　「天然水を使っただしが決め手」という「白州おでん」は、卵、大根、コンニャク、白はんぺん、手羽先、ギョーザ、シュウマイなど（価格は120円～）。「名古屋のおでんというとみそが主流だが、当店ではだしを味わってもらうおでん」と山本さん。おでんのだしを使ったうどんときしめんも12食限定で用意。「わかめうどん」（400円）、「肉うどん」（500円）など。

　「鶏の塩ポン！から揚げ」（680円）は、塩麹（こうじ）とポン酢を合わせたたれを掛けて提供。看板娘の椎葉さんが「おすすめ」だという「肉豆腐（特製すじ煮込み）」（450円）は、「肉が苦手な自分でもおいしく食べられる。すぐ溶けてしまうようなやわらかさ」だという。

　ドリンクメニューは、瓶ビール（650円）、 焼酎（400円～）、ワイン（1,050円）のほか、同店が白龍神社の隣に位置することから、同じ名前の「白龍酒造」（新潟県）の日本酒も用意。「白龍からくち」（1合450円）、「白龍純米吟醸」（同750円）。

　営業開始は、月曜～金曜＝17時～23時、土曜＝15時～22時。日曜定休。