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名駅南の創作料理店が業態変更-だし利かせた鍋・セイロ蒸し主力に

蒸し立ての熱い状態を一気に冷やして提供する、冷やしセイロ蒸し料理

蒸し立ての熱い状態を一気に冷やして提供する、冷やしセイロ蒸し料理

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 堀川沿いの創作料理店「隠れ家Dining 堀川小町」が6月15日、鍋とセイロ蒸し料理をメーンメニューに据える「鍋料理とせいろ蒸しが旨い店 旬采食房 堀川小町」(名古屋市中村区名駅南2、TEL 052-571-4141)としてリニューアルした。

堀川側から見た店舗外観は幻想的

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 業態変更の理由について、「5年間(前店舗の)営業を続けてきて、鍋メニューの人気が強かった」と同店店長の佐藤さん。夏場、鍋の需要は低くなるため、夏メニューとして「冷やしセイロ蒸し」を新たに加えた。「景気の悪い中、以前より利益の確保のため食の安全性が犠牲になるというニュースも多い昨今を考え、品質が確かで安全、なおかつ安価で『本物』を出していこう、正直に行こう」との思いから、だしを効かせたメニュー作りに切り替えた。

 だしには、北海道羅臼(らうす)産のコンブと、鹿児島県枕崎産のかつお節「本枯節」を使用。できるだけ香りを楽しめるように、かつお節は店内で削りたて使う。「このだしを使った料理は、今までと全く違う。抜群に香りが強い」(佐藤さん)。

 冷やしセイロ蒸し料理は、蒸し立ての熱い状態を一気に冷やし、だしを使ったつゆだれで食べる。「イチオシ」の「黒豚のセイロ蒸し」(1人前1,150円)のほか、「三河鶏」(同980円)、「エビと海鮮」(同1,350円)を展開。鍋メニューは、群を抜いて季節を問わず人気だという「トマトチーズ鶏鍋」や、辛さが選べる「地獄鍋」(1,450円)がこの時期人気だという。

 だしを生かしたメニューでは、「フォアグラと名古屋コーチン卵の茶碗蒸し」(580円)も提供。「茶碗蒸しというとメーンの料理ではなく脇役だが、いい食材を使った逸品に仕上げた」といい、「ぜいたく感を味わっていただきたい」と、名古屋の一流食材「名古屋コーチン」とフォアグラを使用。オーダーを受けてから蒸し上げ、出来たてを提供する。

 営業時間は17時30分~24時。月曜定休。

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