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映画館で落語を-「スコーレ寄席」10回目に上方落語の名手

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 名駅西の映画館シネマスコーレ(名古屋市中村区椿町8、TEL 052-452-6036)で開催されてきた「スコーレ寄席」が、7月22日で10回目を迎える。

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 スコーレ寄席は落語家・柳家小三治さんのドキュメント映画「小三治」の素晴らしさに感銘を受けた同館支配人の木全純治さんが企画。2010年4月に映画通で知られる立川志らくさんを招いて第1回を開き、以来2年3カ月で9回にわたり落語ファンを楽しませてきた。

 木全さんは「映画館は落語をゆったりと見られる環境が整っている。音響設備がしっかりしているので音の通りがいい。座席が舞台に向かって角度がついているので見やすいし座り心地もいい。聞きやすい、見やすい、居心地がいいと高座を楽しむのに向いている。いつもと違った雰囲気を味わえると落語ファンに好評で10回目を迎えた」と話す。

 同企画は「映画ファンに落語の魅力を知ってもらうきっかけにもなった」とも。「最初は志らくさんのような映画に造詣の深い人を呼んでいたが、もともと落語と映画は相性が良く、結びつきが深いジャンル。強いて関連付けなくても面白い落語をすれば、落語ファンはもちろん映画ファンにも通じる。最近は力のある落語家さんを選んで出演をお願いしている」

 「夏のスコーレ寄席」と題された10回目の今回は「笑福亭枝鶴の会」。過去に登壇した桂あやめさんに続き、2人目の上方落語。「名古屋では江戸落語の人気が高いが、上方落語にも力のある落語家が多い。その素晴らしさ、語りのうまさを知ってもらいたいと常々思っていた。枝鶴さんは古典落語がものすごくうまい名手。上方落語の実力をぜひ堪能してほしい」

 今後について、木全さんは「落語上演会としては後発なので、新しい所に目を向けて続けていきたい。名古屋公演が定着しているような人気の落語家より、これから真打ちになろうという人、うまいけれど名古屋では知られていない人たちを取り上げていきたい」と話す。

 そのほか同館では、毎月3週目の1週間の夜を「チャレンジ・スペース」として有料で貸し出している。「自主映画の上映会や講演・講座などさまざまな企画が開かれている。映像作品をこれだけ良い環境で見られるのは映画館ならではで、次回もここで上映会をしたいという人が多い。これから映画館スペースはいろいろな形で活用されていくのでは」とも。詳細は電話で確認できる。

 開演は19時。前売り券=2,500円、当日券=2,800円。整理番号付きの限定70枚。

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